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南仏・プロヴァンスの食卓から 21/11/04~   by ローヌのほとり

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Nov 28, 2004
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昨日は、Ste. Cecile セント・セシルという村のマルシェにMと行った。 土曜日の午前中立つ露天市だ。

10時前だったので、駐車場がいっぱいで、停めるところがないのでは、と心配したが、運良く、ちょうど、出て行く車があって、難なく停められた。近所に住んでいて、歩いて行けるならいいが、わたし達のように車で行く場合は、9時には行かないと駐車場がない。

夏は、もっと早く行かなければ。夏のマルシェの人手はすごい。バカンス客も大勢来るから。この辺の村々の駐車場はどこも無料。ママンから頼まれたものを買いに行った。ムール貝、レタス3個、スパゲッティ-5番(細い)、バゲット、卵。

バゲットは、いつものパン屋、スパゲッティ-もCasinoというチェーンの商店で、それぞれ調達。マルシェにパン屋も出店しているけど、どんな味か知らないし、いつものパン屋は、うちの村のパン屋よりずっとおいしいので、ここで調達。バゲットとコンプレ(全粒粉)を買った。1.8ユーロ(200円くらい)。ここのコンプレは、表面にゴマがまぶしてあって、とてもおいしかった。バゲットは、うちの村のよりも0.1ユーロ高くて0.8ユーロだけど、コンプレは、1ユーロで0.2ユーロ安い。

八百屋が4店も出ていて、いつも買う駐車場近くの若いひとがやっているところには、いいのがなかったので、パン屋の近くの八百屋で、アボカドとレタスを買った。Mが、アボカドが大好きなのだ。ここは、アボカドも大きくていいのがあった。なんといっても、この店は客が多い。一番人気の八百屋。客が多い分、自分の番が回って来るまで時間がかかる。大きいアボカド6個と葉の先が縮れた黄緑色の大きなレタス3つで、5.4ユーロ(640円くらい)。ちゃんとレシートもくれる。これは安いのか高いのか。日本に比べれば安いだろうが、通貨がフランだった時に比べたら、高くなっている。

卵は、卵だけを売っているところが2箇所あったけど、ママンの指定で、バーの前あたりに出店している小父さんのを、ということで、そのひとから買った。大きい卵1ダース、12個で3ユーロ(360円くらい)。もちろんこの卵は小父さんのうちの、ニワトリの卵で、放し飼いの卵。これは日本に比べて高いのか・・・日本の卵の値段っていくらだったか、忘れてしまった。スーパーの特売の卵に比べたら高いだろうけど、飼料にこった卵は高かったような・・・

ムール貝は、2軒ある魚屋のうち、マルセイユの魚市場まで行って仕入れてくるという夫婦がやっている方でいつも買う。新鮮で種類が多いから。ここで2.5キロ買った。9ユーロくらい(1,000円くらい)。これは安いかもしれない。ムール貝は今が旬。パパが大好きで、生でも食べる。Mとママンは、生は全くダメ。パパとわたしで、貝殻をナイフでこじ開けて、パパが作ったワインヴィネガーをかけて、20個は食べた。残りはクリーム煮にするのだ。

マルシェに出ている店は、食べ物では、リンゴ屋、ハチミツ屋、パエリア屋、パスタ屋(自家製パスタ各種を売る)、肉屋、ローストチキン屋(その場で焼きながら売る)、チーズ屋、魚屋、貝屋(ムール貝、牡蠣KAKIだけ売る店)、ピザ屋、塩漬けたら屋、菓子屋。その他には、手書きのおしゃれな看板屋、カバン屋、ナイフ屋、花屋、服屋、ズボン屋、帽子屋、プロヴァンスのエプロン屋、マルセイユ石鹸屋、プロヴァンスのハーブ屋、素焼きのつぼ屋、プロヴァンスの風景画屋など・・食べ物屋は、ほとんど製造直売。日本から観光で来たら、お土産がここでそろってしまいそう。

きのう1番おもしろいと思った店はナイフ屋。キノコを取る時専門のナイフがあった。キノコの図鑑のようなものの上においてあったので、目を引いた。キノコも今がシーズン。キノコ取りに行きたいけど、我が家のひとは自分で取りに行くことに興味がないので・・・ダメ。

おまけに、パパやママンからは、ひとりで雑木林に入っては危ないからダメよ!と念を押された(苦笑)。 理由はふたつ。今は狩猟のシーズンで、裏の雑木林にはイノシシや野ウサギを追う猟師がいる。猟師といっても、村のおじさんたちだが・・まちがって撃たれることもあるのだ。2つ目は、女ひとりだと、オオカミにねらわれることがあるからだ。

フランスには、野生のオオカミが棲息している。先日、猟師がオオカミに襲われそうになって、撃ち殺したというニュースがあった。空腹だったんだろうね。鉄砲がない時代には、オオカミの餌食になる人間が少なからずいたという話だ。

裏の雑木林でオオカミに襲われる話は冗談! プロヴァンスにはオオカミはいない。いるのは、ピレネーのある地方。

オオカミといっても、パパとママンが心配するのは、人間のオオカミのこと!ミッシング(行方不明)の子供や若い♀(女性)が、こんな田舎にもいるから。恐~い話だけど、本当のこと。わたしは若い♀部類には入らないけど、一応♀だから注意しなくちゃいけない(苦笑)。今の世の中、オオカミよりも人間の方が恐いのだ(苦笑)。

ということで、散歩の供に、人間オオカミを撃退してくれる、大きくて勇ましく、優しい犬がますます欲しくなったわたし・・大型犬といっしょだったら、ひとりでキノコ狩りにも行けるというものだ。その時は、マルシェのナイフ屋でキノコ用ナイフを買おう(笑)。

今日の日記はこれでおしまい。最後まで読んでくれた方、ありがとう。ではまた、明日。





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Last updated  Dec 1, 2004 01:48:45 AM
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