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カテゴリ:フリーランスエンジニア
エンジニアとして働く人の中には、フリーランスへの転向を考えている人も少なくないでしょう。フリーランスには「働き方が自由」といったイメージがありますが、メリットがある反面、知っておきたいデメリットもあります。 今回はフリーランスエンジニアを志す人のために、働き方やメリット・デメリット、年収など気になるポイントについてお伝えします。
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フリーランスエンジニアの種類 ■システムエンジニア システムエンジニア(通称・SE)は、情報システム開発の上流工程を担う仕事です。ここでの上流工程とは、「要求分析・要件定義、基本設計、詳細設計、テスト」など。時にはプロジェクトの進捗管理などを担当するため、高いマネジメント力が求められます。 なお、システムの設計はクライアントへのヒアリングをベースに進めていくので、ヒアリング能力や提案力も必要なスキルです。 ■プログラマー システムエンジニアが設計したシステムのプログラミングを担当するのがプログラマーです。 プログラマーになるためには、Java、JavaScript、PHPといったプログラミング言語を習得しなければなりません。担当するジャンルによって使用する言語が異なり、多数の言語を扱うことができれば、その分仕事の幅が広がります。 プログラミング言語以外に求められるスキルとしては、論理的思考力や知識を更新し続ける向上心などが挙げられます。また、エラーが発生すればその都度修正しなければならないため、ひとつの物事を成し遂げるねばり強さも必要です。 ■Webエンジニア システム構築からWebサイトの制作、サイトの保守など、Webに関連する案件を包括して担当します。仕事内容によって、「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」の2種類に分かれます。 フロントエンドエンジニアは、Webサイトの画面といった「ユーザーが使用する部分」のコードを書く仕事です。一方のバックエンドエンジニアは、データベース管理など裏側の処理システムを扱います。 Webエンジニアは、プログラマーやWebディレクターなどさまざまな人と連携してプロジェクトを進めていくのが基本です。もちろんクライアント折衝も発生するため、技術のほかにコミュニケーションスキルも求められます。 ■Webデザイナー クライアントからの依頼をもとに、Webサイトのデザインを構築するのがWebデザイナーの仕事です。クライアントと相談しながら、サイトの構成やレイアウトの決定、色合いや装飾といったデザインを作ります。その後、Webサイトのコーディングに入る流れが一般的です。 Webデザイナーの業務は、サイトの見た目やユーザーにとっての使いやすさに直結します。それゆえ、常にユーザー目線でデザインを構築しなければなりません。また、クライアントとコミュニケーションを取りながら進める必要があるため、対人スキルを磨くことも大切です。
フリーランスエンジニアの働くスタイル ■常駐型フリーランスエンジニア 案件ごとにクライアントと契約し、契約先に常駐して作業を行います。一定の期間を定めて契約・更新するケースが多く、期間の目安は1〜3ヶ月程度が一般的。契約の締結時に報酬額が決まり、契約する期間ごとに報酬が支払われます。 常駐型はクライアント側のニーズが高く、案件を獲得しやすい傾向にあります。また、期間ごとに報酬を得られるため、収入の見通しを立てやすいのもメリットです。 ■在宅型フリーランスエンジニア 案件ごとにクライアントと契約を結ぶ点は常駐型と同じですが、在宅型は自宅で作業を行います。契約の形としては請負契約と準委任契約があり、前者は成果物に対して、後者は業務遂行に対して報酬が支払われます。 在宅型の大きなメリットは、自分の好きな時間・場所で働けること。また、納品をベースに報酬が支払われるため、案件の規模が大きくなるほど入金が遅くなることもあります。 フリーランスエンジニアとして働くメリットエンジニアがフリーランスに転向すると、年収や仕事選びなど多数のメリットがあります。
収入アップが期待できる もちろん高い能力を有していれば、その分高単価の案件を獲得できる可能性があり、高収入を得ることも夢ではありません。
希望の仕事を選べる
人間関係に悩みにくくなる その点、フリーランスエンジニアは仕事上の付き合いを自ら選べます。人間関係におけるストレスを感じにくくなり、業務だけに集中できるでしょう。 フリーランスエンジニアとして働くデメリットフリーランスエンジニアには魅力的なメリットがありますが、いくつかデメリットも存在します。独立してから後悔しないように、フリーランスエンジニアのデメリットを理解しておきましょう。
社会的信用性が低くなる フリーランスへの転向を検討しているなら、今後のライフプランをきちんと考えたうえで決断するようにしましょう。
収入が安定しない また、クライアント次第では契約終了の数ヶ月後に報酬が入金されることも。いつお金が入ってくるのか、毎月どれくらい稼げるのかといった見通しが立てにくく、収入が安定しないのは大きなデメリットです。
税金支払いや確定申告の手間が発生する また、所得が増えるほどに納税額が上がるため、業務をこなしながら節税対策についても考えなければならないでしょう。 フリーランスエンジニアは何歳まで働くことが可能?独立を考えているエンジニアの中には、「何歳まで仕事を続けられるのか?」と疑問に思う人も少なくないでしょう。ここではフリーランスエンジニアと年齢の関係についてお伝えします。
IT業界の「35歳定年説」は本当?
フリーランスエンジニアとして長く働くためには? フリーランスエンジニアの気になる年収事情フリーランスエンジニアとして働くなら、「年収」の話は避けては通れません。会社員として働く場合とどのような違いがあるのか、フリーランスエンジニアの年収事情を見ていきましょう。
会社で働くエンジニアの平均年収 調査によると、システムエンジニアの平均年収は568万9,000円、プログラマーは425万8,000円となっています。これは、月収として「きまって支給する現金給与総額」を12ヶ月分に換算し、その値に「年間賞与その他特別給与額」を加えた金額です。
フリーランスエンジニアの平均年収 30代以下の平均年収 300万円未満|35.3% 300万円以上〜500万円未満|27.9% 500万円以上〜700万円未満|19.1% 700万円以上〜1,000万円未満|8.8% 1,000万円以上〜|8.8% 40代の平均年収 300万円未満|32.6% 300万円以上〜500万円未満|31.8% 500万円以上〜700万円未満|15.5% 700万円以上〜1,000万円未満|14.0% 1,000万円以上〜|6.2% 50代の平均年収 300万円未満|31.2% 300万円以上〜500万円未満|29.8% 500万円以上〜700万円未満|19.7% 700万円以上〜1,000万円未満|17.0% 1,000万円以上〜|2.3%
年収データからわかること それに対し、フリーランスエンジニアは案件ごとに受け取る報酬が異なります。対応する案件の量なども調整しやすいことから、会社員よりも高年収を目指しやすい環境であると考えられるでしょう。 フリーランスエンジニアの今後の動向フリーランスエンジニアとして一歩踏み出すなら、今後の動向も知っておきたいものですよね。ここでは、これからのフリーランスエンジニアの需要についてまとめます。
需要はある?フリーランスエンジニアの今後について 企業は新たな知識・スキルの習得を目指すために社員を育成しなければなりませんが、時間とコストを投じて育成した社員が辞めないとは限りません。また、習得済みのスキルがすぐに通用しなくなる可能性もあります。加えて、将来はエンジニアの需要に対して供給が追い付かなくなることは明らかです。 上記の理由から、すでに高いスキルを保有し、柔軟に対応できるフリーランスエンジニアへの需要は拡大していくと言えます。クライアントのニーズを満たすよう、常に知識や技術をアップデートしていれば、フリーランスエンジニアとしての価値はますます高まるでしょう。 まとめ業種の違いから年収まで、フリーランスエンジニアについて幅広くお伝えしました。フリーランスエンジニアの働き方が自分に合っていると感じるなら、独立を検討する価値は十分にあります。メリットがある一方、気をつけるべきデメリットも存在するため、両側面からよく考えてみることが大切です。 フリーランスとして働くなら案件探しは「フリコン」にお任せ! フリーランスとして順調に仕事をしていくためには、安定した案件獲得が欠かせません。 ヘルスベイシスが運営する「フリコン」を利用すれば、希望に合う案件の紹介や、稼働後のアフターフォローといったサービスが受けられ、案件開拓の効率化が実現します。 案件探しからお仕事が決定するまでは平均2、3週間〜1ヶ月程度。まずは簡単な無料登録から、専属コンシェルジュに希望の条件を伝えてみましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.29 21:10:41
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