[ダンジョン]夢幻のラビダンジョン-夢の始まり- 2人旅
ついに来てしまったダンジョン改編&夢幻のラビダンジョンですが後者については私自身は事前にとある本国プレイヤーの攻略動画の壮絶さを観て、正直なところ行く前から及び腰でした。「こんなの私が踏破できる自信はないな…」と。今回の実装記念イベントでは一般の夢幻のラビダンジョン通行証に加えて、「夢幻のラビダンジョン -夢の始まり-通行証」なる少し難度を抑えた(と公式記載にはある)ダンジョン用の通行証が用意され、「じゃあ少しは通用するのかな」という気持ちがほんの少しだけ芽生え始めます。しかしいくら難度を抑えてあるらしいとはいえ、挑むは夢幻のラビダンジョン。どうにも嫌な予感が拭えないフリルシアは、とあるミレシアンのお誘いをうけ「2人で行ってみましょう」という話になり「ならば…」ということで改めて覚悟を決めた次第でした。でもその前に一応、プールナブロン前の調査員さんに聞いてみました…。私にとって夢幻のラビダンジョンは推奨ダンジョンにあたるのか否か。うわあ即答。仕方ない…こうなれば腹を括ります。初日の様子見プレイを経て、私としては今回が初めてまともに挑む事になる夢幻のラビダンジョン、その二人旅は一体どんなものだったのか。あまり道中のSSは残っていないので、ほぼ要点だけの文面ですが記録として残してみようと思います。※夢幻のラビダンジョン体験記ではございますが、 一般難度ではなく、あくまで難易度を抑えた「-夢の始まり-」への挑戦記事です。 また、近接&忍術寄りのキャラ2人編成による "行き当たりばったり手探り攻略"視点となります。ご了承下さい。同時にそれはフリルシアにとってはかつてない絶望の始まりでもあったのですが―。1F>夢幻のラビダンジョンの部屋構成は既存のウルラダンジョンと違って完全に固定ですが、その配置や敵の出現パターンについては入場毎に多少差異がある と概ねそういった感じでしょうか。マップ手前に見える5部屋をまずは攻略、最初の5部屋については扉が空きっ放しで一見そのまままっすぐ進めそうですが、スタート地点から正面3番目の部屋の扉は閉じており、手前の5部屋を全て攻略しない事には奥へと続く扉が開かない仕様。なので、ここは一つずつ潰していきます。ペット召喚については全面禁止というわけではないですが、とある理由により(後述)実質中盤以降では戦闘中は一切出せないと思った方がいいでしょう。今回潜入時に1F道中で確認できた主なモンスターは以下の通りです。(道中必死なため、正式名称は一部失念してます、ご容赦下さい。)ブラックアーマースケルトン>ラビ上級に出てくるタイプのスケルトンで、弓持ち替えも行いますがこのダンジョンでははっきり言って癒し系。ブラックスケルトンフルアーマーオーガ>ストンプなど使ってきて地味にタフですが同じく癒し系。黒骸骨オオカミ>癒し系。AIも骸骨オオカミのそれなので特にコメントはありません。赤黒スケルトンラゴデッサ>スケルトンラゴデッサ種ということで、毒所持な点は相変わらず。AI自体はラゴデッサシリーズのそれなので、不意のウィンドミルに気を付けて丁寧に潰していくのがいいでしょう。赤黒ジャイアントモス>巨大で浮かび上がってるためにスキルが把握し辛いのととにかくウィンドミルが痛烈。うっかり発動させて他のプレイヤーを巻き込まないように。石像ガーゴイル&石像ガーゴイルの石台>出現時四隅に設置された石台で時々休む事で回復を行うためまずは石台を破壊してその保険を封じましょう。被弾にさえ気を付ければ夢幻ラビDのモンスターでは割と気楽に戦える部類に入りますが、耐久度的には強烈に硬いのでとにかく何度も攻撃を打ち込む事に。ファントム>出現と同時にペット召喚禁止バフ「ファントムの咆哮」を駆使するゴースト。部屋内のファントムを一度倒してしまえば、ペット召喚OKになりますが中盤辺りからほぼ毎部屋出るため、実質ペットを呼ぶ隙は初出現の地点から最後(ボス戦も含めて)まで移動時以外ほぼ皆無、と思った方がいいでしょう。AI的にはあまり一直線には向かってこず、割と部屋や通路内をウロウロする傾向にありますがひとたび他の敵と戦い始めると、かなり離れた距離からでも高速詠唱且つ着弾時の攻撃範囲がやたらと広いファイアボールを撃ち込んでくるので要注意。万一撃ち込まれた際は周囲の遮蔽物を利用し、回避するといいでしょう。自分から中距離程度の範囲内にファントムがいると、時々咆哮を使ってこちらの動きを数秒間封じることがあり、特にベビーサキュバスや中級魔法を使う敵と交戦中の際にこれをやられると一気に危険な状態に陥ります。例えるならパッシブディフェンスのない硬めのレッドゴーストといった感じで単体ではそれほど脅威ではないものの、他の敵とのコンビネーションに一度回ると強烈にいやらしさを増す― ファントムに対して個人的に抱いた印象はそういった感じです。 ポイズンサキュバス/アイスサキュバス/ライトニングサキュバス/ファイアサキュバス>モンスター名がそのまま所有魔法や属性を表しており、ポイズンサキュバスは打撃をもらうとバッチリ毒状態に陥ります。ただのサキュバスではなくムービングキャスティングやインスタントキャスティングなど高位な技を習得しており、中級魔法各種やライトニングロードを駆使してくるので野放しにすると非常に危険。ファントムやベビーサキュバスとの混合で出現するパターンが多く、これらの連携は1F中盤ではダントツで死亡要因トップに入ると思われます。特に壁際に追い詰められると、一方的に連携を食らわされ何もできないまま死を待つしかない― なんてパターンも最悪あり得ます。開幕でサキュバス類を一気に潰してしまえばその後の展開はある程度楽になるので、混戦中な状況下でも極力早めの殲滅を心がけることをお奨めします。ベビーサキュバス>史上初、デュアルガンスキルを駆使するモンスター。ファーアウェイ、クローザー、バレットストームなどデュアルガンスキルは全種満遍なく使ってきますが、特にフレンジーで一旦狙われると極めて危険です。クロスバスター、シューティングラッシュなどもダメージが非常に大きいので要注意。戦う際はタイマンが基本。よほど捌き方に自信がない限りは、2匹以上を引き受けようなどとは思わない方が無難です。サンドバーストが一応効くので、それでターゲットを逸らすのもいいでしょう。1F中盤、90度カーブがある長めの通路2か所ではファントムが徘徊しており、通路に直結した部屋に到着した際、通路側の扉が開きっ放しで奥にいるファントムからファイアボールを撃ち込まれることがあります。うっかり食らってしまわないように注意を払っておいた方がいいでしょう。灯篭型のスイッチから奥にある、床の模様が違う足場へとうっかり足を踏み入れてしまうとファントムを新たに余分に出現させてしまう恐れがあります。灯篭型のスイッチを火が灯っている時に叩くと、隠れたファントムを一瞬だけ観ることができるのでその位置を記憶して踏まないように進むのが吉でしょうか。(※灯篭は通路内のファントムを全滅させると火が消えます)通路内のファントムを全滅させないと先の扉が開かない仕組みのため、無視して突破する事はできません。その点にも要注意。まとめとして、1Fは前半5部屋、中盤4部屋+通路2か所、後半5部屋と大体3つのエリアに分けられ、2Fへの階段にたどり着くまでには部屋と通路の合計16か所をクリアする計算になります。扉を挟んで行き来できる部屋と部屋はどういう順番で攻略してもOKなようですが部屋の攻略順で全体の難易度が変動するか否かは現時点では不明です。2F>2Fはボス部屋に続く通路と中ボス戦が待ち受ける部屋、そしてボス部屋とシンプルな構成なのでクイーンを拝むためにはこの通路が踏ん張りどころです。ボス部屋への扉を守る大量のファントムと、夢幻のウィスプなるモンスターが登場。夢幻のウィスプ>2Fボス部屋前の通路で確認。このウィスプ自体は大したスペックはない代わりに、倒すことで閃光弾というアイテムをドロップ。階段側の灯篭付近にしか沸きませんが、反対側であるファントムの群れの方向へ誘導する事も一応は可能。このエリアのファントムは自身を強化するバフ(ファントムバーサーク)を使用し、非ダウン属性化と同時に攻撃力や保護などが強化された状態のものを相手にすることになります。この状態のファントムとまともにやり合うと非常に危険ですが、一応対応策はあり、灯篭付近で3匹ほど出現する夢幻のウィスプがその鍵を握っています。夢幻のウィスプを倒すことで閃光弾というアイテムをドロップしますがこれを回収後、通路で道を塞いでいるファントムめがけて使用する事でほんの一瞬だけファントムの強化バフを解除することが出来ます。閃光弾は緊急爆弾のようにB(+ctrl)キーで使用。爆風で広範囲に比較的大きなダメージも与えられるので、2~3匹惹きつけてから使えば有効的です。ファントムと戦う際、ここでは制限時間が設けられ初回は2分、失敗後は5分以内に全滅させる、というクリア条件が課せられます。ネクロマンサースケルトン>2Fボス部屋前最後の部屋でファントム1匹をお供に2体同時に出現。いわゆる中ボス担当。非ダウン属性所持、更に近接スキルと中級魔法に長けておりまた中ボスクラスのモンスターということもあり、かなりのタフさを誇ります。近接で攻める場合は、相手も非ダウンを活かしての強引なアタックの猛攻やウィンドミルで攻めてくるため、回復アイテムの消耗戦になりがちです。またこの2体を完全に倒すためには「一方のライフを削り切った後、もう一方を30秒以内に削り切る」という条件があり、どちらか一方のライフを0にする前に双方のライフをある程度削っておく必要があります。一方が倒れた後、生き残っている方が雄叫びと共に棒立ちになるのでその瞬間が攻撃のチャンスです。(残り時間はカウント表示されます)時間内に削り切れなかった場合、双方はライフゲージMAXで復活。再び仕切り直しという、悲惨な展開になります。またこのネクロマンサースケルトン戦ではファントムも常時最低1体出現する仕組みのためペット召喚は先ず叶わないとみていいでしょう。ボスサキュバスクイーン>取り巻きにベビーサキュバス×2&ファントム×1取り巻きは仮に全部倒したところで無限沸きするため、(ベビーは残り1匹になると3匹目を召喚します)戦闘中は彼らを上手くあしらいながらクイーンを相手にする、という過酷な状況下で終始戦う事になります。クイーンの一部の特殊攻撃を食らうと「魅惑の炎」という状態異常にかかってしまいます。(「魅惑の炎」状態は薔薇のアイコンで表示)この状態異常が出ている間は特殊な保護により(最大3段階)クイーンに対して攻撃を加えてもまともにダメージが通らなくなるため、一切かかっていないタイミングが、最も大きなダメージを与えられるチャンスとなります。(※発動後、2段階→1段階は約45秒、1段階→解除までは約30秒。)一方取り巻きのベビーサキュバスはノンアクティブな状態の際には基本的にクイーンの傍を中心に動くことが多いです。ファントムは延々ペット召喚禁止バフを展開したまま部屋内をふらふらしながらたまにファイアボールを撃ってくる感じでこれまで通り。ひとまずは一旦攻撃を加えられそうなタイミングを見つけたら半神化orスパーク+ブリューナクでなんとかクイーンの保護削り。まともな装備ではまずはこれをしないことには始まらないと思います。クイーンはインスタントキャスティング詠唱から中級魔法3種を撃ち込んできますが、この内サンダーは多段ダメージによる総ダメージ値的にもらえばほぼ確実に即死なので、撃たせないのが大前提。インスタントキャスティング使用中かどうかはクイーンの青いゲージで確認できるので、ゲージが見えている間は近づかないのが無難でしょうか。それ以外にも固有技を何種類か持ち、大まかには以下の4種を中心に使います。技名不明>変幻自在な動きで前進しながらキックを繰り出す攻撃。当たり判定は高めで、高ランクのマナシールドを展開しておけば軽減率も高く耐え易いですが、外部による横からの攻撃に注意。フレイムスピン>瞬間移動後、多方向へと放射状に炎の弾を放出する遠距離攻撃。放出後は真っ直ぐに飛んでいくので、弾と弾の隙間に入るなどの手段で比較的容易に回避可能。クイーンズメテオ>上空に舞い上がり、3度に渡って複数の隕石を降らせるドラゴンメテオタイプの攻撃。周囲の灯篭を上手く盾にすれば回避可能。スイートイリュージョン>発動直後、PTメンバーの一人の身体から抜け出た魂がクイーンに向かってゆっくり合流を初め、完全に一体化すると大きなダメージと共に、魅惑の炎3段階を受けてしまう技です。使用直後にギルガシの掴み攻撃のような緑色のメーターが表示され、一体化前に攻撃を30発当てられればクイーンが膝を付いてしゃがみこみ、大きな隙を作ることができます。攻撃速度がかなり速い技(ダウラなどによる通常射撃連発)を駆使しないと30発間に合わない事がほとんどなので、狙えそうなタイミング以外では無理に狙わず放っておいてあえて受けるのも判断の一つでしょうか。30発撃ち込める環境がない場合は、発動と同時に部屋の反対方向へ全力疾走して距離を離す(部屋の端から端程度)ことで回避することも可能。(かなり離れないと食らう?)発動中、魂を奪われつつある本人以外は一切の行動が不可になるようで(同時に敵認識は解除されます)その点にも要注意。(クイーンのライフをある程度減らしていても、妨害失敗時に 負傷と共に一定量ライフゲージが回復する事がある?)決して軽い気持ちで潜入してみたわけではないものの、たった2人で全面手探りで挑む夢幻のラビダンジョン -夢の始まり-。このサキュバスクイーン戦に至っては、確実な攻略法というのは自身では思いつかず、何度も何度も倒れながら自分たちが結局取った戦術は、その場その場で個々が思いつく限りの戦法を共有しながら次々と試しては、とにかくポーションとソウルストーンで耐え凌ぎながらの物量作戦による持久戦でした。取り巻きのターゲッティングを受け持つ担当と、クイーンに攻撃を加える担当を臨機応変に分けて戦いながら、ダメージソースはもはやお馴染み二刀ファイナルヒット。ソウルストーンが尽きた後半では安全を確保した上でフェニックスの羽を使っての蘇生。倒れる度に「ほんの少し削っただけでも前進!」と互いを励ましつつ、僅かながらもその度に見えてくる結果が、この死闘の中での何よりの励みでした。そう、文字通り死闘です。そのため、イベントで割とまとまった数確保できたソウルストーン各種もマヌスのポーション釣りイベントであらかじめ貯めまくったポーション500SE各種もこんなに使っちゃうのか! と言わんばかりに惜しみなく投入。敵のライフはあと半分とちょっと。ここまでやったんだ。やり方はなんだっていい。目の前で気ままにスキップを繰り返し、絶対的な存在感を放っている"あの女王"を何が何でも地に伏せさせる―途中からはその一心だけが自身を突き動かしていました。…………はっ。終わった………のか?倒れては起き上がり味方を起こし倒れては起き上がり味方を起こし、無我夢中で幾度も幾度も武器を振るうたった2人ぼっちの余りにも無謀な我々に対し、ついに勝利の女神は微笑んでくれたようです。隙さえ見つけられればクイーン脱衣の方も試してみたい…等とは今回は間違っても思えませんでした。そんな余裕などあるわけもなく、とにかく必死。クイーンのライフを半分近く削るといったところまできた時点で「途中であきらめる」という選択肢はなかったので私に至ってはついにはショップでソウルストーン補充まで実行するほどに…。と、死屍累々散々たる結果ではあったのですが、足掻いてみた結果どうにかクリアだけは果たせたようです。互い死力を尽くし、強大な敵を無事に討ち倒せたというのに、歓喜の雄叫びがあがるといったような事もなく、しばらく共に放心状態。反省会も交えた軽い雑談の後やがて「近い内、口直し(?)に何処か他のダンジョンでも廻ってみましょうか…」などといった話を交わした後、この場は解散となりました。当ダンジョンについては、"エンドコンテンツ的な位置づけのダンジョンではある"、とは事前にちゃんと理解はしてはいたのですが、実際行ってみて『こりゃあ一体どうしろと…』といったような局面をこれでもか、というほどに痛感しました。通行証はまだ数枚手元に残ってますが―なんというか…うん…。私はしばらくはもういいですここは…。難易度抑えた方で、とはいえ一応2人ぼっちプレイクリア達成出来たし満足!今の時点ではもうこれだけで本当に十分!さすがは現時点でのエンドコンテンツ。難易度抑えた方でも2人で挑むには相当にキツかったです。とてもじゃないですが、一般難度の方に同じ条件で挑む気は起こらない…。腕に自信のある勇者の方は頑張ってみてください…!調査員さん、アンタが奨めてくれたダンジョン…とんでもない地獄だったよ…。おまけ:討伐タイトル獲得出来たはいいけど、じゃあ早速…と、タイトル変えようとしてみるも中々リストから見つけられず。ただでさえ11年も続いている分、実装済みの1次タイトルの総数はそれはもう物凄いものでリストの中から探すのも一苦労。一体何処に…と検索してみたら …ありました。97番…まさかの90番台ナンバリングタイトルだったとは。ダンジョン入場時に判明する「黒薔薇の主人」タイトルが普通に下の方にあるだけにまさかこんな上の方にあるとは…w 盲点でした。なお、本タイトルはサキュバスクイーンにとどめをさした人が獲得できる模様で、(※フィニッシュルールを全員設定にしていた場合では取れない可能性有)上述の「黒薔薇の主人」タイトルについては「-夢の始まり-」クリア時には獲得を確認できず私側のタイトルリストでは灰色のままです。一般の「夢幻のラビダンジョン」を踏破しないことには手に入らなそうですかねこれは…。ちなみに同じ編成で2度目の挑戦を行ってみたんですが、なんとなくボスの動き方や対処法もほんの少し分かってきた…ような。(※そして一応2度目のクリアも果たしました)まあそれを掴むまでにもだいぶやられてしまったのですが…。あまり無闇に挑んでもポーションが勿体ないので、3度目はいつ挑んでみるかは未定です。(笑