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カテゴリ:備忘録
1999年秋。
仕事も終わり帰国しました。 日本にいる間は、結婚手続きに必要な書類集めに追われます。 一時は妻を日本へ連れていき、日本で結婚手続きをしようと思いパスポート申請に行きました。 でも、却下されたんです。西安の公安だけかも知れませんが、在留資格認定書がないとパスポートを発行しない。と言われたんです。 ビザ申請以前のパスポート発行で挫折してしまいました。当時は厳しかったんですかねぇ。 話を戻して日本での準備。 まず、婚姻要件具備証明書(独身証明書)を入手するために地方法務局へ行きました。 ここで、ひとつ失敗。 申請用紙に妻の名前、生年月日等を書くのですが・・・ 忘れていたんです。妻の誕生日を。正確にいうならば、西暦での生年月日を知らなかったのです。 中国では、特に農村では旧暦がメインですから誕生日も旧暦で通してます。確か戸籍簿の生年月日欄にも農歴と書いてあったような・・・ 近くの公衆電話からは国際電話をかけられず直接聞くことができません。 そこで苦肉の策。次の手順を実施しました。 1.昔から知り合いの会社の社長に電話。 2.社長にヨウさんへ電話してもらい。妻に誕生日を聞いてもらう。 3.ヨウさんは妻に電話して誕生日を聞く。 4.社長が再びヨウさんへ電話して妻の誕生日情報をGET。 5.社長は私に電話して誕生日を教える。 結婚準備の最初から、知人に迷惑かけてしまいました。誠に申し訳ないことです。 更に申し訳ないことに、妻も西暦での誕生日を知らなかったのです。 妻からのメッセージは以下の通り。 「旧暦の部分を西暦に変えて申請すればいいわ。これからそれを私の誕生日にするから」 と。 私はダークサイドへと落ちてゆきました。 でも婚姻要件具備証明書は手に入れたのでOKとしました。 後はフリーページ欄に書いてあるような手順で婚姻要件具備証明書に命を吹き込みました。 住民票、戸籍謄本、確定申告書等も部数を揃えて日本での準備は完了しました。 そして、妻の待つ西安へ行き婚姻手続きと結婚式を行うのでした。 結婚準備だけでも面倒くさいし忙しい。 クリックお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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