パソコン依存症?手書き能力の衰え
最近仕事ではもちろん、パーソナルな手紙などもeメールで済ませてしまうことが多くなり、すっかり手書きで文章を書くことがなくなりました。先日、興味を持って出席したある会社の説明会でエントリーシートのようなものを提出するよう求められたのですが、A4サイズの紙にただの四角い枠があるだけで、そこにテーマについて30分程で書き込むようにという指示が。せめてレポート用紙のように線でも引いてあればもう少しましに書けたのではないかと思いますが、字がもともと汚い上にどんどん右上がりに曲がってきてしまいます。しかも、頭の中に浮かんだアイデアを書きとめようとしても、「書く」という作業自体に神経を使わなくてはいけないので、だんだん何を書こうとしていたのかわからなくなってしまったり...。パソコンで字を入力すると思考の流れとほぼ同時に考えが字になって出てくるので、アイデアを頭に留めておくことがすっかり不慣れになってしまっていたんですね。とりあえず、なんとかその選考は通り一次面接まではいけましたが、面接が終わると、またそこで紙が渡され、「今日の面接の感想を5分程度で書いて下さい」とのこと。面接でエネルギーを消耗していたので、頭が真っ白で書くのが本当に辛かった...。このままいくと、手書きする能力がいつか完全になくなってしまうかもしれません。今回の体験を良い糧として少しずつ手紙など手書きするようにして、なんとか学生時代には持っていたレベルの「書く力」を取り戻したいと考えています。ビジネス上では実際必要とされることはこれからどんどん少なくなっていくことと思いますが、友人からもらうなら、やはりeメールより手書きの手紙の方が暖かい気持ちが伝わってきて良いですし、やはりとっさの時に「書ける人」でありたいと思います。 今日はちょっと真面目なトピックでした~。