宮原線その2
宮原線 豊後森-肥後小国 ニューウェーブ北九州の試合がなくなってしまったので、宿を出てから即、廃線の旅へ。 豊後森駅近くの機関庫跡。手前にあるのがターンテーブルで、ここで機関車の向きを回転させていた。 久大本線との分岐駅、恵良駅。「のりかえ 肥後小国方面」の文字が消されている。 鉄橋があったであろう場所。町田側から恵良方面を望む。築堤が見事に残っていて、向こう側の橋台跡とを結ぶ線が簡単に推察できる(写真の赤点線)。 上の写真の辺りから町田方面(右上方面)を望む。路盤跡はあるが、鬱蒼としていて、まず歩くことは不可能。 町田駅の少し手前から町田駅方面を望む。キロポストが残っていた。 国道沿いの町田バス停。町田駅はこちら、と示す錆びた標識。 町田駅へ通じる階段。上るとばっちりとホームが残っている。 ここから宝泉寺方面は、バイパスの工事が進んでいる。この辺りが廃線跡だと思うのだが、さっぱり分からなくなっている。 続いて宝泉寺駅跡。タクシー会社の隣の駐車場の辺りが駅だったらしい。駐車場隣にある廃墟「交通センター」の裏に、駅標が放置されている。信号機なども。駐車場から上に通じる階段があって、上にある中途半端な緑地がどうやらホーム跡らしい。 国道に戻って、麻生釣方面へ。最初の信号を左折。車でしばらくずんずん進むと、途中で右手に上る細い道が出てくる。これ、いかにも廃線跡。 上るとすぐにトンネルがあって、その手前に信号がある。単線のトンネルなので離合はできないからね。信号に従って進む。 写真はトンネルを出て振り返って撮影したもの。 廃線跡の道はまだまだ続く。 トンネルが次から次へと出てくる。対向車がなかったのが幸い。対向車に出合ったら、はっきり言ってどうにもならない道。台風などの後は倒木などもあることが予想される。車で来ることは決してオススメしない。 20分ぐらい走っただろうか。ぽこっとひらけた場所に出た。来た道を振り返ると「立ち入り禁止」の看板。オイオイ、向こう側にも立てておいてくれよ。えらい不安な道のりだったぞ。廃線愛好家は、車は避けて、仲間数人とともに徒歩やマウンテンバイクなどで探索することをオススメする。 廃線跡はまだ続くが、この先も徒歩探索の方が適している。廃線跡は、道路を離れて右手の方へ。 おそらく切り通し部分。 木の右側が廃線跡では? この先で道が細くなったので、車での探索はここで断念。国道に戻る。 麻生釣駅跡は分からず。石段の残骸があったが、ネットで調べたら、どうも違うらしい。駅跡はどこにあるんじゃ? さらに国道を肥後小国方面へ。県境を越えて国道旧道を進む。左手に路盤跡。この辺りも新道路建設が進んでいて、廃線跡も道路へと変わりつつある。 旧道跡に残る堀田橋梁。 上の写真の左手の先にはトンネルがあって、国道の新道からも、気をつけていると左手にトンネルの入り口が見える。 橋梁跡があと2つあるはずなんだが、この日はたどり着けず。また宿題が残ったなあ。