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2023.04.06
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カテゴリ:書き下ろし短編

32家庭自給率を高める

 

皆さんご承知のように日本の自給率はわずか38%、62%は海外に頼っている。お金を出せば何でも買える、そんな時代はもう終ろうとしている。

 

昨年からのロシアのウクライナへの侵攻による、天然ガス、原油などのエネルギーの高騰。小麦粉、トウモロコシなどの食料や家畜の飼料などの高騰。その上、世界中での鳥インフルエンザによる卵の高騰。もはや世界中で食糧危機が起こっている。ましてや気候変動による干ばつや洪水、熱波、寒波等どこの国でも自国の食料を確保する事でやっとなのである。食物生産国でもこのような災害が起きれば他国に輸出する分などなくなる。そうなった時に日本はどうなるのだろうか?海外に胃袋を握られている私たちはどうなるのだろうか?

 

もう、何年も前から政治家たちは日本の食物自給率を上げようと言ってきたが一向に進まない。「政治家が無能だからだ」とか言っても始まらない。もちろん政治家の人たちにはもっともっと自給率を上げる政策を考えて欲しい。そうは言っても我々には何もできないのだろうか?・・・いや、私たちにもできる事がある。それは私達の意識の改革だ。それぞれの家庭での自給率を高める事だ。葉物野菜などの簡単にできるものは自分で作る。たんぱく源は豆類など高たんぱくな物を栽培すればいいのだが、動物性の物が欲しければ魚を釣って来たり、コウロギやゴキブリなど昆虫を養殖して食べればよい。しかし、まだまだそうは解ってはいても昆虫を食べる事を拒む人は多いい。我が家もそうなのだが私は全く抵抗が無くて、ゴキブリやコウロギを養殖したり、夏には100匹以上のセミを採集して食べていた。しかし、家族はみんなこれを拒んでいる。昆虫の養殖や採集は結構面倒な作業だ。自分だけのためにこのような事をするのに疲れた。家族が喜んでくれるのならやりがいがあるのでだが・・・。結局、昆虫食は1年ほどでやめた。

 

野菜の栽培、昆虫の養殖、採取の他にも意識を改革する事はある。調理や料理を人に任せない。最近のコロナ禍で「飲食産業の危機」だとか「ゴーツー・イート」だとか、それまで私は気が付かなかったのだが外食する人は意外に多いいようだ。我が家ではほとんど外食はしない。あえて言えばマクドナルドやかっぱ寿司の株主優待券を使って1年で数千円分食べるだけだ。出来合いの総菜などもほとんど買わない。ポテトサラダはジャガイモを潰して作るし、から揚げも安い鶏肉を買ってきて作る。原料から作れば安くつく。これだけするだけでも、家計は安く上がるし、万が一またコロナが増えて飲食店が閉まってもその習慣がついていれば安心なのである。

 

まだある。コロナ禍で外出を控える事で始まった色々なものの宅配だ。家にいるだけで料理されたものが届くのだから、これは楽だ。しかし、これに慣れてしまうと大変だ。ほとんどお金を出して他人まかせになってしまう。せめて最近、コロナの勢いが収まって来たのだから自分で買いに行こう。こんなに任せっきりだと運動不足にもなってしまう。

 

出来るだけ自分で出来る事は自分でやる。こうして、自分の家庭の自給率を上げる事を考えれば、社会全体の自給率を上げる事につながるのだと思う。そして、自分のお財布にも優しい取り組みだ。

 

                         令和5年 4月 6日 (木)






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最終更新日  2023.04.06 18:04:17
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