今日は日曜日。ダンナさんは例によっていません。

最近は毎週、日曜日はお留守にしているダンナさんに
気づかれた方もいらっしゃることでしょう。

お仕事でもありません。

ギャンブルをしているわけでもありません。
（私はダンナさんがギャンブルをしているとこを
一度も見たことがない）

お酒を飲んでいるわけでもありません。
（お酒も全然飲めない）

浮気をしているわけでもありません。
（私の知ってる範囲では。でも、もしそんなことになったら、
　ダンナさんは、自分が死んでしまうことを知っています。）
　　　　　　　　　　　　　　 　　↑
　　　　　　　　　　　　　　　　　（私からｺﾛｻﾚﾙ・・）

答えは、ヘルパーの資格を取るべく、講習に行っているのです。

ダンナさんの夢の福祉の仕事へ、一歩近づくために、
こうして、休みの日を利用して、資格をとろう！というわけです。

つまり、ここだけの話、
転職を考えるのです。
（ここだけの話にしては、大きく書きすぎ！！）

そんなこんなで、ダンナさんはお留守なので、
私は私なりに、行動することにします。

今日は朝から、町内の一斉大掃除。
ここの町内、大の掃除好きと見受けられるほど、
掃除ばっかり！！

日曜日の朝ッパラから、放送で人をたたき起こして、
草むしりや花壇の植え替えをさせます。

文句をブツブツいいながらも、仕事をこなす私は
ただの小心者。
とりあえず、従い、掃除をし、汗をながします。

無事に掃除が終わり、一眠りしたいところでしたが、
昼からは、妹チャンと、妹の先輩サンと
一緒に買い物に行くべく、
町に出かけることとなってしまいました。

私もコンタクトとベビーマッサージのオイルを買いたかったので、
丁度良い機会だ！っと、福を連れて颯爽とでかけることに。

町をうろつき、買い物を済ませ、福は生まれて初めての
プリクラなどを撮ったりして、充実した時間を過ごし、
やっと帰路に着きました。

夕方５時。
丁度、講習を終えたダンナさんも、一緒の帰宅でした。

「あぁ～・・疲れたァ～・・」

ゴロっと横になる私。
福は、まだハイテンションのまま、
私の横で、手をバタつかせる運動を
楽しんでいます。

私がウトウトしかけていると、ダンナさんが
私と福の横へ来ました。

そして、私の枕元へ、コトっと何かを置きました。

それは綺麗な紙で彩られた、かわいい小箱。

きちんとリボンまでしてあります。

「ハイッ、福ちゃぶる（あだ名）クン！どうぞ」

福は、ハイテンションで喜びの奇声を上げながら、
小箱の紐へと手をかけます。

中をあけてみると、かわいい小さなお手玉がふたつ、

シャラシャラ音を立てて、出てくるではありませんか！

早速、味見をしようとする福を制止、ダンナさんは
お手玉を、ポーン、ポーンと投げて見せます。

それが福のツボにはまったらしく、シャラシャラと
空を舞うお手玉の姿に、「キャハ キャハ」声を立てて
笑っています。

隣で、その始終を見ていた私は、胸に熱いものが
こみ上げてくるのがわかりました。

思わず、涙があふれてきました。

何気ない日常なのだけど、これが私にとって
どれだけ、幸せと感じるのか！！

父が一生懸命作った、お手玉と小箱。
それを心から楽しむ息子。

ただそれだけのことなのに、私には違うように感じました。

昨日のことや、今日の疲れが私の感情を
高ぶらせたのかも、知れません。

しかし、私は心から幸せでした。
私は、本当に恵まれているなぁ・・
こんなに幸せなんだなぁ・・
愛が溢れているのがわかりました。


ダンナさんが講習で作ってきてくれたかわいい箱は、
私たちを幸せにするケムリの入った、
玉手箱だったのかも知れません・・



一人で感動し、号泣して、そしてまた、
寝ました。
　　　　↑
　結局オチる。


今日は、私らしからぬ、
感動の日記になりました。

いつもテンション高すぎだしね。