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カテゴリ:メンタルヘルス
こんにちは、ふくくです。 1年ぶりに、単身赴任中の父上に連絡しました。 そしたら、朝まで飲み歩いてたら財布をなくして、免許証、保険証やクレカだの、無くすと致命的なものをすべからく落としたから、今それどころじゃないと言われたw そりゃあ記憶なくすのは、アル中の私としては大変共感できるんだけど、50超えたおっさんが朝まで酩酊して飲むなよって、ちょっと思ったね笑 それに、父上は糖尿病だから本当は、日本酒飲んだり脂っぽいツマミを食べたりしたらいけないのです。 医者にも母上にも止められているんだけど、もうアルコールがないと生きていけないんだから、しょうもないな。 そんなことがあってなんだか、自分がこのまま酒を大量に飲み続けていると、いつか両親みたいになってヤバイことになるのではないかと言う気が、急にしてきました(母親もかなり飲むし、酒癖悪い)。 大量って言っても、飲む人が見たら大したことないのかもしれないのだけど。 毎日必ず夜一人で飲みますが、まずビールロング缶を2本、それから日本酒を1リッター飲むのが、ここ数年のマイルールです。 それでも人前で吐いたり転んだり、寝転がって介抱されたり、怒鳴り散らしたり泣き出したり、そういうテンプレの問題を起こしたことはないので、人様に迷惑をかけたこともあまりないと思う。 とはいえ、最近気になっているのは、飲んでる途中から翌朝までの記憶がほとんどなくなることが増えてきたこと。 記憶がなくなってもきちんと家に帰っているし、お風呂にも入ってパジャマ着て寝ているんだけど、酔っ払っいの私は何を思うのか、美容院の予約や欲しかった日用品までアマゾンで注文しているんだよね笑 たしかに髪も切りたかったし、その商品も欲しかったものなので別にいいんだけど、私の全くあずかり知らないところでもう一人の私が色々な行動をしているような気分で、ちょっと気持ち悪いのです。 お酒を毎日飲まなくても、幸せな人っているらしいじゃないですか。 あれって絶対嘘だと思ってたんだけど、どうやら本当らしい。 というのは、うちの夫が下戸なんだけど、仕事を早く終われた日とかいい映画見られた日とか、それだけでものすご〜く幸せそうなの。 だから、信じがたいけど一日一回必ず飲まなくても幸福感を持って生きてる人間が、この世に存在するんだよな。 周りにアル中しかいないから、気づかなかったんだよね。いまだに信じがたいけど。 私はアルコール依存になってしまって、アルコールがないとほとんど幸せを感じられないのだが、アルコールがなくても幸せなら、それに越したことはないじゃないか…!と今更ながら気づきました。 でも、これはアルコール依存の人はなかなか気づけないことなのです。 アルコール依存は一種の宗教なのだ。 アルコールという神様がないと自分は生きていけないし、一生幸せになれないって本気の本気で信じてるんだよな、バカみたいです。 仕事を辞めてからは自分にストレスを与える要因が完璧になくなったのに、なぜか朝〜昼間結構な頻度で訳もなく気分が落ち込むので、一体なんなのだろうと思って調べていたのだが、「アルコール依存者は夜大量飲酒して、翌朝酒が抜けた時点で既に禁断症状が始まる場合がある。」と書いてあった。 「あ、つまり私の理由のない落ち込みやイライラは、禁断症状が出ている可能性があるのか…?」と気づきました。 だって、夕方になるともうお酒飲みたくて、5秒に1回はお酒のこと考えてるもん。 飲むのが遅くなると、ものすごいイライラするもん。 それで、お医者様にかるーい気持ちで相談に行ったところ、すっごく渋い顔をされて、「飲酒量が女性にしては多すぎるし、ないと眠れないことを考えても依存度は高い。これから悪化していく可能性もあるよ。」と言われました。 はぁ、どうしようかしら…とボンヤリ考えていると、「抗酒剤を使ってみませんか?まだ若いんだから全然遅くないですよ。」と言われたので、またまた悩む私。 抗酒剤は、アルコール分解酵素の働きを抑制するので、飲むと下戸と同じ状態になる訳です。 お年寄りなど体が弱い方は、抗酒剤を飲んでからお酒を飲むと、急性アルコール中毒で死ぬケースもあるそうです。あと有名なロックンローラーが、自殺に使ったりしてたよね。 一方で、抗酒剤には飲酒欲求を抑える作用は全くないので、「あぁ飲みたい飲みたい…、でも飲んだら吐いて気持ち悪くなる。いや、でも飲みたい。」というジレンマが止まらなくなる。 そりゃ、お酒が超弱い人がビール1リッターと日本酒1リッターを飲んだら当たり前に吐くだろうし、最悪急性アルコール中毒にもなるよね。抗酒剤を飲めば、どんなにお酒が強い人間でも、そういう状態になる訳です。 でも、こっちはとりあえず話を聞きにいっただけだから、いきなり「あなた、一生お酒辞める覚悟はありますか?」って言われても、即答はできなかった。 辞める自信も全くなかったし、お酒がないって正直今の私には食べ物がないよりも辛い。 でも、もし飲まない状態でも幸せになれるなら…という可能性が捨てきれず。 とりあえず失敗するにしても、まずは試してみたかったので、「正直お酒がない生活って想像もできないんですけど、でもやるだけやってみてもいいですか?」と聞いてみました。 先生は、「7年間も休まずこの飲酒量を毎日続けてきたのなら、おそらく離脱症状もそこそこ出てくると思います。でも、一緒に頑張りましょうね。」と言われたので、やめたら一体何が起こるか、どれほど苦痛なのかさっぱりわからないのですが、何はともあれ頑張ってみようと思います。 で、頂いたお薬は「ノックビン」という抗酒剤ツートップのうちのひとつなのですが、粉薬で毎朝起床時に飲むものです。 「もしイライラが止まらなかったり不安になったりして眠れなかった時のために、睡眠薬と安定剤出しとくので、しんどかったら飲んで下さい。」と処方された薬が、マイスリーとレキソタン。これも以前飲んだことがあるお馴染みのお薬だから、安心して飲めますね。 とりあえず1週間分頂いたので、次回の受診時までは腹の底から気合入れて頑張ろうと思います。夢のシラフ生活を目指して…! ではでは。 にほんブログ村 ✨こちらのブログも遊びにきてね↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.15 22:59:07
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