わたしのBL日記

椹野道流さんの『2010年8月発売文庫　月にむら雲、花に風～右手にメス、左手に花束（8)～』読みました
イラスト　　『鳴海ゆき』

【あらすじ】助手に昇格した江南に続き、篤臣も恩師の城北教授から鑑定医への昇格を言い渡される。法医学者としての独り立ちを意味する鑑定医という職の重責のもと、篤臣は司法解剖を初めて仕切ることに。
だが待っていたのは、自身の覚悟を根本から揺るがす悲しい事件だった。苦しむ篤臣の背中を姉のような上司・美卯が、気障な友人・楢崎が、何より篤臣を『自慢の嫁』と言って憚らないパートナー・江南が押していく。優しい人たちの支えに、篤臣は祈るように、静かな決意を胸に立ち上がる。江南はそんな篤臣のため、とある計画を立てるが…



メス花シリーズ第8弾！よかった～感動
相変わらず、何年経っても新婚夫婦の江南×篤臣（エッ！)、お互いに支えあって、イイ意味でライバル同士で刺激し合って


今までは江夏がどこかで事件やトラブル(同じか？）を起こして？いや持ち込んできて？？篤臣がフォローするパターンでしたが・・・・

今回は

篤臣が恩師・城北教授から鑑定医への昇格を言い渡され事故で（一応）亡くなった、4歳の男の子の司法解剖を初めて仕切ることに！！

この司法解剖の事で悩み苦しむ篤臣ですが、その篤臣を支え励ます江夏（おぉ～江夏も随分、成長したね！）それに上司・美卯さん
おまけに、ラストにちょこと登場した同期であり友人・楢崎先生にも励まされ（周りの人間関係に凄く恵まれていますよね）



いつもは夫を支える賢い妻・篤臣が、存分に江夏に甘やかされるお話でした
＊今回はトラブルメーカー・大西先生が登場しなくて寂しかったですが、別出版社さんの主人公だったフラワーショップ九条さんんが登場？！

＊司法解剖シーンはあまりきつくならないように気をつけて下さったようですが、なかなかリアルに描かれていました！

ふみのつぶやき



今日も暑いですね～
まだまだこちら関西では、暑い日が続きそうです・・・・・・


でも、3時ごろからの風が変わってきたような？そろそろツクツクさんも鳴くかな？！