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テーマ:最近観た映画。(39999)
カテゴリ:映画&演劇
水曜日・・映画館のレディースデイの日。
中山美穂12年ぶりの主演映画「サヨナライツカ」を見てきた 辻仁成の原作小説を読んでいたので、どんな風に映像化されるのかちょっと楽しみだった。 こんな詩から始はじまる・・・ ============= サヨナライツカ いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない 孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい 愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある どんなに愛されても幸福を信じてはならない どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない 愛なんか季節のようなもの ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの 愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ サヨナライツカ 永遠の幸福なんてないように 永遠の不幸もない いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる 人間は死ぬとき、愛されたことを思い出す人と 愛したことを思い出す人にわかれる 私はきっと愛したことを思い出す ==================== グッとくる・・・。 胸の詰まるような詩だわ・・今の私には突き刺さるような・・・。 映画は・・・最初の方から大胆過激なSEXシーンから始るので 一緒に見に行ったおじゃぱ様は、「なんてエロイ映画なんだっこれはっ」と度肝を抜かれたらしい(笑) 全体的にセリフが少ない穏やかな流れ・・ フランス映画の様に登場人物の心の揺らぎをセリフだけじゃなく、音楽や沈黙で表現しているような作品で心地よく見入ることが出来たわ。 それに・・小説をとてもうまく映像化することに成功してると思う 一生に一度の燃えるような恋・・ 叶わない恋だとわかっていても、愛し続けることを決意した主人公に心の奥底で共感してしまう・・。 私だったら・・・ おじゃぱが死んだとき・・「愛されたこと」を思い出し、 私が死ぬときは「愛したこと」を思い出すかもしれないな~~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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