カテゴリ:留学生活
午後、図書館で夜の授業の予習をしていたら、
私の前に背中を向けて座ってた男性が、私の存在に気づいて、席の横に来た。 彼は、顔見知りで、学校のキャンパスで会えば、 挨拶して、お互いの近況を話すくらいの間柄。 彼は、「渡したいものがあるんだ。」って、リュックの中をそっと開けて、なにやら取り出した。 ピンクの紙袋で、表には大きいハートがプリントされてて、 そのハートの中には、HAPPY VALENTINE'S DAYって書いてある。 んんんんん? えっ? 私に? 彼は、 「もちろんだよ。他の誰かに渡してって頼んでるんじゃないよ。 今日が、何の日か分かってるでしょ。だから、そういう意味を込めて。。」 なんであなたが私に? びっくりし過ぎて、かなり引いてしまった。 そのピンクの紙袋から、体がかなーり引いてしまった自分に気づき、 ちょっとしてから、笑顔を作ったものの、 なんて返事をしていいのか分からなくて、あわてて、あっあっありがとぅ。 といいながら、固まった。 彼は「とにかく受け取ってくれたいらいいんだ」と言って、 自分の席に戻って行った。 授業に行く前に、袋を開けて見てみた。 チョコレートブラウニーと、ちょこっとしたギフト。 特に、手紙のようなものは入ってなかった。 ・・・・・・・・・ これって、深い意味があり? それとも、ただ世の中のバレンタインの習慣に、便乗して 思いつきで、渡してくれたのかなぁ。いやぁ、そんな事ないよねぇ。 でも、私、今まで彼に思わせぶりな言動とか、取ってて、 変に勘違いさせちゃってたら、わるいなぁ。なんか色々考えちゃう。ドッキリ企画だったりして、とか。^^; 日本とは違って、欧米では、バレンタインデーに、男性からでも、女性からでも、 どちらからともなく、ちょっとしたプレゼントをやりとりします。 同姓同士だって、家族内だって、大切なひとへ、チョコっとね。 日本では、私はもちろんあげる方だったから、もらう側の気持ちが分からなかったけど、 もらってみると、やっぱり嬉しいもんなんだね。 あとで彼にはちゃんとお礼を言おう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月15日 16時52分54秒
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