ふにふに歩こう

昨日は、アロエベラジュース繋がりのしあわせのコウノトリ♪♪さんに
教えていただいた講演会に行ってきました。




五日市剛氏「ツキを呼ぶ魔法の言葉」

【五日市剛氏　プロフィール】
昭和39年7月生。国立宮城工業高等専門学校卒業後､
豊橋技術科学大学に編入学。
その後､マサチューセッツ工科大学へ留学。
工学博士。
某大手企業で新規事業及び研究開発に従事している。
26歳の時､イスラエル旅行での出会いがきっかけで人生がガラリと好転。
ツキを呼ぶ魔法のコトバを知ったことが原因と氏は語る。
著書：「ツキを呼ぶ魔法の言葉」




ステージに現れた五日市さん、
コロンとした感じで、私好み（？）な方でした＾＾
午後１時から４時までという長丁場だったにもかかわらず、
終盤にさしかかるほどにますますお話は熱を帯び、
その、人を惹きつけるパワフルな語り口に、聴衆は魅了されました☆

もちろん、そんな五日市さんのキャラのみならず、
語られた内容が
超ド級に素晴らしかった！
語られた内容がとにかくボリュームたっぷりだったので、
エッセンスのみまとめてみたいと思います。




　　かつては、毒を含んだ言葉ばかり吐いていて、
　　人間関係が最悪だったという五日市さん、
　　２６歳の時に、癒しを求めてイスラエルへ旅立った。

　　ところが、成田に着いたらパスポートの期限が切れていた！
　　そこで出直したところ、何と今度は飛行機が故障！
　　足止めを食ったものの、何とかギリシャ経由でイスラエルのテルアビブへ。
　　事前に「イスラエルは暖かい。半袖短パンで大丈夫」と聞いていたのが、
　　着いてみると何と、稀に見る大寒波で雪が降っていた！
　　その上、入国手続き前に入ったトイレに、うっかり財布を置き忘れ、
　　全く踏んだり蹴ったり。
　　しかし、彼の不運はこれだけにはとどまらず、
　　かろうじて持っていた残りの現金をヤミで両替してしまい、
　　何と所持金は日本出国時の４分の１に！

　　かくして、驚異の貧乏旅行となってしまった五日市さん、
　　イスラエル最大の港町ハイファで、
　　泊まるところがなくて途方に暮れていたところ、
　　あるおばあさんが声をかけてくれて、家に泊めてくれた。

　　

　　そこで、五日市さんは生涯忘れられない言葉を聞くこととなる。

　　「私は輪廻転生を信じているの。」
　　「運命はあるのよ。ツキというものもあるの。
　　　そして、そのツキを呼ぶ魔法の言葉というものがあるのよ。」

　　「それはどんな言葉ですか？」
　　ここのところツキから見放されていた五日市さんは訊ねた。

　　「それは、『ありがとう』と『感謝します』。」

　　五日市さんは正直がっかりしたそうな。
　　どんな特別な言葉なのかと期待したのに、
　　「ありがとう」と「感謝します」なんて、誰でも言っている言葉ではないか…。

　　そうおばあさんに言ったところ、
　　「みんなが言っているようで言っていないのではないかしら？」
　　という答えが。

　　「『ありがとう』も『感謝します』も使い分けようなのよ。
　　　嫌なことがあったら
　　　『ありがとう』
　　　嬉しいことがあったら
　　　『感謝します』
　　　それに、
　　 望んでいることが
　まだ起きていなくても
　　　『感謝します』
　　　人間、嫌なことがあったら嫌なことを考えがち。
　　　でも、それが悪いことを引き寄せるの。
　　　災い転じて福となす。
　　　だから、嫌なことがあった時には『ありがとう』と言うの。
　　　そして、まだ起きていなくても『感謝します』と言うと本当にそうなるの。」

　　「でも、自分には特に信じている神様とかもいないし、
　　　何の対象に向かって感謝すればいいのでしょう？」

　　「誰にということは問題ではなく、ただ言えばいいの。
　　　気持ちが伴わなくても、後で気持ちがついてくるわ。
　　　言葉には魂があるから。」

　　ただ「ありがとう」と「感謝します」を言うだけなら、お金はかからない。
　　さっそく五日市さんは実践をスタートしたそうな。

　　そして、いよいよイスラエルを出国する時がきて、奇跡が起きた。
　　何とイスラエル入国時になくした財布が出てきたのだ！
　　外国でこんなことは普通はまずあり得ない…。
　　日本に帰国してから、お世話になったおばあさんに
　　この財布のこととお礼を書いた手紙を送ったところ、返事が来た。
　　そこには、こうあった。
　　「心よりも言葉が大事。言葉は声に出すと命を持つ。」

　　イスラエルのおばあさんは、言ってはいけない言葉も教えてくれたという。
　　それは、「汚い言葉」と「人を傷つける言葉」。




その他にも、五日市さんは、以下のようなことをお話し下さいました。


　　新潟行きの前に駅で見た新聞で、
　　大江健三郎さんがノーベル賞を受賞したニュースを見て、
　　「大江健三郎さんに会いたいなぁ…」
　　と思った五日市さん、
　　「大江健三郎さんに会えました～！感謝しま～す！」
　　と、さっそく感謝の先取りをしたところ、
　　なんと、乗り込んだグリーン車（スカスカに空いていたらしい）で、
　　大江健三郎さんと隣の席になったそうな！！
　　（美輪明宏様でも同様のことがあったらしい！）


　　怒ってはいけない、それは何の得にもならない。
　　腹が立ったら、深呼吸して、別な言葉で相手に伝えること。
　　ただし、自分にとって譲れないところは譲らない。


　　（『ありがとう』『感謝します』に関わって）　　
　　思って、しゃべって、具体的な行動に出ると、
　　それは現実化する確率が高くなる。


　　どんな嫌いな人でも好きになることができる方法がある。
　　　　
　　　　目を見て、笑って、相手の喜ぶことを言う。
　　　　（とりあえずこの段階では、心は伴わなくてもよい）
　　　　　　↓
　　　　そのうち、相手からも同様にプラスの言葉が返ってくる。
　　　　　　↓
　　　　良い言葉を言われることによって、
　　　　嫌いだった相手のことを「いい人」と思えるようになる。
　　　　　　↓
　　　　言葉と心が一致するようになる！
　　　　　　↓
　　　　波動も上がっていく～☆


　　「大きな努力よりも小さな習慣」


　　「成功する人は、敵の少ない人ではなく味方の多い人である」


　　波動が上がる方法
　　「嫌なことがあったらありがとう」
　　ピンチこそチャンス！
　　ピンチの時こそ正体が暴かれる
　　→これを逆手にとってピンチの時に踏ん張ろう


　　笑顔は、願ったことを早く実現させる触媒


　　上がってた波動は簡単に落ちる
　　→波動を落とさないためには、「ありがとう」と「感謝します」を！


　　生まれ変わりはあるか？
　　→我々人間は来世を待たずして、言葉で生まれ変わることができる




はぁ～☆
心とアタマと魂にギッシリと栄養をいただいたような一時でございました＾＾；

個人的な感想としては、
言霊信仰は日本だけではなく外国にもあるんだなぁとビックリしました。
また、マイナスの言葉の力については、みっちり身をもって経験しているので、
痛いほどよくわかります＾＾；
校長先生が発した言葉であろうと、同僚が発した言葉であろうと、
はたまた、年端のいかない生意気な中学生の発した言葉であろうと、
言葉には力があるのです。
悪意の込められた言葉は、それ自体に力があるので、
どんなに「あんな人の言った言葉、真に受ける必要ない」と思おうとしても、
絶対に心はダメージを受けているのです。
なので、言葉の持つ力をプラスに働かせたいものだなぁと改めて思いました。