ふにふに歩こう

１０月２２日（日）はBUNさん主催の、「新月と香りの会」に参加しました。


今回は、呼吸法の中で、自由に声を出すという機会がありました。
参加者全員で自由にハミングや母音での発声をしていると、
不思議な響きが生まれました。
協和音あり不協和音あり、
場が空気が身体が共に振動する心地よさを感じました。

今回、きいた香りは５種類。うち２種類は同時に楽しみました。

　　１）パルマローザ＋ラベンダー・アングストフォリア
　　２）Poised（センツ・オブ・ノーイングから）
　　３）Roots and Stars（センツ・オブ・ノーイングから）
　　４）Time to Dance（センツ・オブ・ノーイングから）


以下に、各香りで私が感じた事柄を記してみたいと思います。



１）パルマローザ＋ラベンダー・アングストフォリア

　　パルマローザ
　　　何か（自己表現？感情？）が表れたがっているような感じ。
　　　北海道の春のよう。
　　　（長い冬を経て、人も自然もいっせいに沸き立つ感覚）
　　ラベンダー・アングストフォリア
　　　ラベンダーというと、今まで私は「『香り』の代名詞」
　　　というイメージが先行してしまい、避けがちだったのですが、
　　　今回のものは非常に凛としたたたずまいの香りに感じました。
　　　冷静、受容…そんな感じ。
　　２つの香りの組み合わせから
　　　「あなたの中に表れるもの、
　　　　あなたがあらわしたいと思うもの、
　　　　それらは間違ってはいないよ。大丈夫。」
　　　と、後押しされているような感じがしました。


２）Poised（センツ・オブ・ノーイングから）

　　深い木々と山に囲まれた秘境の湖。
　　闇の中、煌々と光り輝く満月。
　　風はなく、湖面もまるで鏡のように静かで、
　　満月をあたかもそれ自身のようにはっきりと映し出している。
　　そんな風景を眺めるアイヌの若者。
　　彼は何かをはっきりと決心している。
　　もはや迷いはない。
　　確実に歩みだそうとしている。

　　…このビジョンでの、誰も踏み込むことのできない秘境の湖は、
　　どうやら自分自身の心のようです。
　　自分の心をじっくりと見つめ、進むべき道を確信し、
　　踏み出そうとしています。
　　アイヌの若者は、自分の過去世であると感じました。


３）Roots and Stars（センツ・オブ・ノーイングから）

　　結婚式当日の朝の花嫁。
　　未知の生活への不安はあるものの、
　　喜びの方が勝っている。
　　ほんのり緑色がかった白い花（蘭やマメ科）が見える。
　　花の香りが花嫁の心を慰めている。
　　それは、ほろ苦くもある芳香。

　　…喜びに満ちた未来にも不安はあります。
　　しかし、喜びが不安を包み込んでいます。
　　思うに、このビジョンは、
　　今の自分の状態を表しているのかもしれません。


４）Time to Dance（センツ・オブ・ノーイングから）

　　真っ先に見えたのは、東欧のふくよかなおばあちゃん。
　　これまでの苦労も喜びも、人生の全てが刻み込まれた深い表情。
　　その後、徐々に見えてきたのは、中年の女性。
　　「円熟」という言葉がふさわしい美しさをたたえている。
　　うわついた美しさではなく、どっしりとした存在感のある美しさ。
　　彼女がそこにいるだけで、周囲が影響を受けるような、
　　圧倒的な影響力も併せ持つ。
　　彼女の側にいるだけで、誰もが彼女の生き方に学び、癒しを受ける。
　　彼女の周りには、あらゆる色の光の粒が燦然と輝きを放っている。

　　…一言で言えば、このビジョンは、
　　自分が目指したいと願っている理想像なのかもしれません。
　　ビジョンの中で「女性」と表現しましたが、
　　実際には美輪明宏様が浮かんでおりました＾＾
　　美輪様を目指すだなんて、１００年も１万年も早いですが（爆）。



今回私の中で印象に残ったのは、
「Poised」と「Time to Dance」の２つでした。
そして、今回おもしろいなぁと思ったのは、
センツ・オブ・ノーイングの各香りで見えたビジョンが、
時系列的に表れたということです。
これはとても新鮮でした。
まるでヒプノをしているかのような感覚でした。

今回のことは、
これから徐々に自分の中で熟成していくような気がしています。
数ヶ月、数年経ってから、自分で読み返した時、
いったいどんな気持ちになっているだろう…
と想像するのもまた楽しみです＾＾