|
カテゴリ:カテゴリ未分類
息子の薬指に光るリング…心なしか誇らしげで、こちらのほうが少し照れる。
…明日は息子の彼女の誕生日。 今日はそのプレゼント選びに付き合った。 常に身に付けられるもの…アクセサリーを贈りたいとは決めていたようだ。 アクセサリーショップを2件見たところで、息子の表情は曇っている…。 わかるよ。 予算がないんでしょう? 母からの提案。 お年玉の前払い。 バッと輝く息子の顔。 あ~その顔見たらさ、母はたまらない。 ショーケースを覗き込む息子の視線は一点を見るなり動かなくなった。 ハハーン、 わかった。指輪だ。 彼女にリングをあげたいのか~。 しかし、予定のお年玉の額よりもやや予算越え。 こういうのって、やっぱアルバイトして地道に頑張って自分で稼いであげたほうが価値があるのでは…と思いつつも、普段満足なお小遣いをあげていない母は、考えた…3秒間だけ(笑) いいよ。その代わりちゃんとお年玉から返してもらうからね、と約束。 それで息子が一等気に入ったそのシルバーとピンクゴールドのコンビのリングを店員さんに見せてもらう。 店員さんの提案で念のために、娘が試しに指にはめてみて、 「うん。可愛いね。」 と購入決定。 しかしラッピングを待つ間、まだ何か物思いにふける息子…。 あ~、わかるってば、 ペアで欲しいんでしょーがっ。 以心伝心親子は、ときに気付かなくて良い事までわかってしまう。 「いいよ。自分のも買いなよ。だけど絶対お年玉で返してよ。どうする?予定してた靴は買えなくなるかもだよ?」 「はい。お願いします。」 嬉しそう。 息子ニコニコ。 店員さんもニコニコ。 あー年頃なんだと、 母は感慨深く、 「キモい…」と一言、娘が言い放つ。 それで冒頭のシーンと言うわけなのだ。 空手部在籍の息子の彼女は文武両道で、息子に勉強のアドバイスをしてくれた。おかげで今学期の息子の成績はクラスで10番順位がアップした。 そんな彼女へお礼の気持ちを母からもこっそり込めよう。それはお正月になって息子に明かす予定♪ しかし、このリング。 いつまで息子と彼女の指におさまり続けることやら。 あ、それに彼女へあげるリング、1番最初に身に付けたのは、あなたの妹ですから~(笑) まあ明日はデート楽しんで来いよ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|