西東京 決勝戦 日大三高 対 早実
天気が今ひとつで、雨が心配でした。今年の春、苦しめられた日大三高と昨年夏、最後に逆転負けした早実。その二高の決勝戦なので、やっぱり生で見たくて神宮に行ってきました。さすがに受験生ヒロキは誘うことができず、一人で観戦。神宮には9時40分ごろ到着。晴れだったら、たぶんもう少し早く来ないといい席取れないかと思いましたが、雨がいつ降るかわからない状況なので、さすがに出足は鈍く、バックネット裏の席もぼちぼち埋まっている感じでした。雨がいつ降るかわからない状況だったので、屋根があるところから埋まっていました。両校の応援組は、左右に分かれるので、バックネット裏は一応どちらかの応援だけど、好きで見に来ている人たちばかり。特に常連のおじさま方が多く、選手たちのことを知り合いのように語るのはまだいいのですが、ときどき聞くに耐えない野次を叫ぶ人がいて、それはやめて欲しいです。試合前は、日大三高打戦が爆発して大差で終わるのかな?と思っていましたが違いました。一回の表、早実の攻撃で二番真鍋がセンター前にヒットで出塁。安田が四球で出塁。1,3塁のピンチになりますが、日大三高の吉永は落ち着いていました。二人ランナーを背負っても萩生田を三振させ3アウト。その裏、日大三高も先頭の清水が四球で出塁。畔上の内野安打で1,3塁になったのですが、早実内田は、その後四番横尾はキャッチャーフライ。五番高山はショートフライで0点で抑えたのです。この一回の展開がそのままほぼ最後まで続きました。三高も早実も5安打ずつ。ただ得点は三高はタイムリーとホームラン。早実は三高のパスボールでの一点。両方のピッチャーが打者を抑えての試合でしたが、三高の打力がちょっとだけ勝ったのでした。塁にランナーを出しても、ピッチャーが乱れることなく、野手がエラーすることもなく、最後まで引きしまった試合でした。決勝戦という緊張感とプレッシャーが高い試合で、これだけレベルの高い試合ができる日大三高と早実はやはりすごいチームでした。ヒロキたちのチームは、まだまだ学ぶところがたくさんあるとあらためて思いました。西東京の高校三年生は、日大三高を除き、みな高校野球にピリオドです。開会式からちょうど三週間。今日は雨の予報だったのに、試合中降ったのは本当に一瞬だけ、最後は、梅雨明け直後の開会式の時の天気を思わせる暑い日差しまで照りつけていました。夕方ものすごい勢いで雨が降り出しましたが、この雨が試合中に降らなくてよかったです。さて、明日は東東京の決勝戦。さすがに見に行けないですが、シニアの後輩の1年生がキャッチャーでがんばっています。1年で注目されてしまうと、その後いろいろな意味でのプレッシャーが多くなるのですが、それに負けないでがんばって欲しいです。