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カテゴリ:癒し
小学生の頃、母親が使っていた、化粧水や乳液やクリームの、パッケージが、とても気になって好きだった。
それが、資生堂の♦︎ドルックス◆のシリーズだった。 1932年発売以来今でもシリーズが、続いているのは、すごい 800円以下で買えるみたいだし ドルックスって、フランス語で、高級を意味する「de luxe」から、来ているらしい。このシリーズが、今、若い人にちょっと人気らしい。 自分は、パッケージの唐草文様があまりにも素敵でオシャレだったので、大好きだった。それ以来、資生堂イコールオシャレと、小学生の時からそう思っている。 その唐草文様のパッケージを、デザインしたのが、 「山名文夫」 だ! ☆資生堂のデザインに唐草文様が、初めて登場したのは、1920年(大正9年)雑誌「婦人画報」に掲載した年賀広告の枠に唐草があしらわれた。大正末期から昭和初期には、唐草文様を取り入れたデザインが増えてくる。広告や商品のレーベル、またドルックス化粧品のように、商品パッケージ自体にも唐草文様が使われた。資生堂の唐草文様は次第に洗練されていきながら、優美な女性のイラストレーションとともに、資生堂のデザインを印象づけるものになる。唐草文様はさまざまに形を変えながら、現在の商品にも息づいている。☆ 山名文夫の作品は、資生堂に、大きな影響を与え続けていたことがわかる。 ![]() 資生堂のポスターも多く手掛けていて、その作品もオシャレで好きだった。 繊細な線で描く女性達は、モダンでオシャレでホント素敵だった! 今見ても、全然古さを感じない。 恐縮しながら、図版を見て真似して書いてみたら、一本の線で書くシンプルな絵は、とても難しい。流れるような繊細な線で描かれた優雅な女性は、どうやって書いていたんだろうと、色々と、思いを巡らしてしまう。 でも、ホント凄いとしか言いようがない! 山名文夫の図版を見ていると、ホントいろんな意味で、ため息しか出てこない。 ![]() 山名文夫氏は、プラトン社に入社して解散してしまい、その後資生堂に!一度資生堂を退社してまた復帰したりと、かなり動いている。 だから、作品も、パンフレットの表紙や、本の挿絵など、色々とあるのかな⁈ 色々知りたいと思って、最近、 「山名文夫 体験的 デザイン史」の本を、購入して読み始まったところだ。読み終わった頃には、ますます、ファンになってる気がする。 昨年9月、日本橋高島屋S.C.で、 「美、美、美。ー資生堂スタイルー」展 が、開催された。その後、大阪や名古屋でも開催される予定が、コロナ禍の影響で中止になってしまった😥 展覧会の図録が、ネットで、購入できる事がわかって、早速購入した。 ♥︎様々な、「美」を提案してきた資生堂の世界を、展覧会のアートディレクションを担当した、クリエイティブユニットK I G Iが、独自の視点で再構成した宝石箱のような一冊♥︎ 全体的に赤が基調になっていて、香水とか化粧品とかの写真・ポスターなどが載っていて、とてもおしゃれだ。 好きな、「山名文夫」 の作品も、載っていて、本当に、宝石箱のような本だ! また、ため息が…! ![]() スーパーマーケットの「紀ノ国屋」のエコバッグのパッケージも、山名文夫のデザインだ。 今もなお、変わらずに、使われ続けているのは、すごいし、今見ても、オシャレだ。 自分も、今年になって、「紀ノ国屋」のエコバックを買い変えた。二代目だ。今回は、オリーブ色を購入!しっかりしてる作りなので、たくさん買い物した時でも、安心だし、なんと言っても、「山名文夫」デザインなので😄 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.11 07:39:40
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