釜山つれづれ日記

おとといの夜、彼が「も～方言は分からないよ」と言って、“ちょっと遅れて”ご帰宅。
普段食べられない牛肉をたらふく食べてきた。ニンニク臭なし！ヨシ！
また腹出るよ！
妊婦の代わりにどんどん腹が出てきてます…

聞けば、日本の取引先から社長夫婦と妹夫婦が遊びに来たと言う。
一切合財をこちらの会社で面倒見てるから「明日一緒に遊びに行こう！」と言った。
そんなのアリ？でもこちらの社長がそう言ったらしい。

「えー、体力も不安だしな～」
「海金剛（ヘグムガン）とか見るよ」（※巨済島から遊覧船で見るきれいな岩々）
「うぅ～ん…別に」
「でも、外島（ウェド）だよ！」（※巨済島沖のきれいな島。冬ソナロケ地らしい）
「あ、なら行く」

今はきっと花がいっぱいでキレイでしょう。
船？まぁ何とかなるさ。早速バイトの変更までした。

昨日の朝。悪天候で波もあるし、船は出ないってんで慶州に変更になってしまった…
桜の時期ならOKですけど
仕方なく同行。

わたくし、実は慶州はイヤな記憶が…
3年前にお花見に行った時のこと。
桜は本当に本当にキレイだったんです。でもケータイをなくしちゃって、どうにか探し当てました。
あるおばさんがバスの中で拾ったmyケータイを、自分の韓服屋に持ち帰ってて、
迷いつつも取りに行きました。おばさんありがとぉー!!

でも。集まってた花札連中のハルメたちが外野席から「金置いてけ」って言いやがって、
おばさんは遠慮したんですが、結局置いてきました。
謝礼ってのは分かるんです。
でもその「金！」と言い出したババァたちの言い方がかなりイヤだったのです。


それはさておき…
社長さんご一行と合流して慶州へ。
途中、梁山市を通ったが、すごいアパート建設ラッシュに驚き
やっぱり韓国のアパート郡に強い違和感を感じる日本人たち。

桜の名所、慶州もさすがに葉桜に。やっぱりな。
まず石窟庵へ。運転手のおじさん「標高660ｍです」。
とにかく寒かった。のに、半袖半ズボン少年出現･･･顔色と唇の色、悪いってば。

遠足の小学生集団に遭遇。日本人でも珍しいみたいだ。まぁかわいい。
石窟庵下の仏具専門店（？）に立ち寄ると、お店のお兄さん、日本語が達者だ！
「社長さん、これね、商売繁盛、家内安全…」すごい！
でもそれだけだと思ってたら、なんと関西弁まで!!
そしたら社長ってば、紙袋からおもむろに・・・・・・100万Wの束をいくつか取り出してた！
あ、両替のためにね。
えぇ～?!みんな爆笑。
そしたらお兄さん、早速社長にメノウか何かの数珠を売りつけた。
「これ、簡単に切れるんとちゃうか？」
「いや、切れへん切れへん」

小学生たちもお店に立ち寄…ろうとしたら、しっしっと追い払われていた。
桜の代わりに梅が咲いていた石窟庵。


昼食後、仏国寺へ。寒い。
ここでは女子高生の集団と遭遇。
茶色いストッキング着用の体格よしこさんたちが多く、さっきよりうるさい。
寒いし雨は降るしで、ここも早々に引き上げる。

観光地を回ったのに私の撮った写真はほぼゼロ。
世界遺産の代わりに、昨日の収穫をお見せします。


この子は石窟庵への参道で発見。何匹もちびっ子たちがいたので、ベビーラッシュかもしれません。


これは仏国寺で発見。リスの仲間でしょうが、韓国語で“チョンソルモ”と言うそうです。

残ったのは動物ばかりでした

慶州の今の見どころは広い広い菜の花畑。
かわいくないマスコットがお出迎えしてくれます。
あ、あと大きな赤い花のハートのアーチもありました。


最後に王陵を見学。ここでは、ばあちゃん達のご一行と遭遇。雨がひどくて濡れまくった。
公衆トイレでは、トイレのドアすら閉めないばあちゃんを初めて発見。
トイレの鍵じゃないですよ、ドアですよ。

その後、釜山に戻ってチャガルチ市場を見学。
特に目新しいものはなかったけど、久々にウニを目撃。
魚市場だけど、新発見が一つ。



いつも正面から見てた、この豚の頭。
横から見ると、骨の上に置いてあることに気づいた。あれって、豚の骨…？
さすがに豚好き民族。捨てるところがないな。

それから、こちらの社長も合流してシーフードのバター焼きと、たこ鍋を堪能して長い一日は終了した。

私にしては、すごい体力だったと思う。
そして何よりものBIG　NEWSは、韓国料理を克服しかけているということ。
韓国料理が食べられるようになりましたよーーーー!!!
キムチはまだハイレベルなので、もう少し後ということで。
久々にお外に出た一日でした。