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あなたと ふしぎなとしょかんで・・・

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ふしぎなとしょかん

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2006.11.06
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「夜図書」サポのみなさん、こんばんは。

昨日まで三連休という方も多かったことでしょう。
みなさんはいかが過ごされましたか?
まとまった時間を使って、読書を楽しんだという方もいるのでは?

私は東野圭吾さんの『手紙』(文春文庫)を読みました。
映画も公開された話題作ですので、みなさんもご存知でしょう。
ベストセラー、ロングセラーの類はあまり読まないほうなのですが、
映画の試写会に行った友人(本に関しては信頼できる)が、
「号泣した。配役は最初から最後まで“なんか違う”と思ってたけど、
 結局最後には大泣きしてしまった。よい作品だったと思う」
と言っていたので、
「それはもう、もとの小説が良いってことだな」
と思い、読んでみたのです。

いやぁ、良かった。
これはオススメできます。
テーマもストーリー展開も秀逸でしたし、
読んだ後に、ずっと大切にしておきたい感覚が残りました。
いかにも“東野作品”というところもちゃんとありますし、
その醍醐味を味わえる作品と言えるでしょう。

ただ、ここまでこの作品を味わえたのには理由があります。
それは、今年の7月に刊行された一冊の本を読んでいたからです。
似たテーマのものながら、こちらは小説ではなくノンフィクション。
その一冊を先に読むか読まないかで、
この『手紙』の読み方も大きく変わったことでしょう。
そう確信しています。


読書というのはある意味では偶然に支配される趣味で、
ある一冊の本を読む前にどんな本を読んでいたかによって、
その一冊の印象がまるで変わってくるものです。
既読経験が、未読経験を支配するというか・・・。

もちろん、広げていけばそれまでの生活すべてが大きな「経験」になるので、
既読経験はそのほんの一部分だけかもしれません。
でも、活字を目で追うという行為が重なる点で、
やはり既読が未読を支配する力は大きいでしょう。

そんなことを考え始めると、
同じ一冊の本でも、他の人とはまるで違う一冊なんですよね。
だからお互いに読後感を話したり、他人の感想を聞くのが面白いのでしょう。

「夜図書」で出会ったみなさんの間でも、そんな楽しみを共有できると良いですね。









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Last updated  2006.11.06 21:29:01
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どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
お猿@ やっちまったなぁ! http://feti.findeath.net/1-810gi/ ちょ…
開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
地蔵@ 驚きのショックプライスw コウちゃんがこないだ教えてくれたやつ、…
ヒゲメタボ@ クマたんと呼ばれてます(^^; 最近はこれが流行ってるって聞いたので …

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