カテゴリ:読書(本・作家)
おはようございます、ひなこです。
高木美帆さん、500mも銀メダル! マルチな人ですね。 パシュートも、あとなんだっけ、1000mだったかな、も頑張って! ロコ•ソラーレも頑張って! ![]() これは、大変面白かったです! こんな構成、よく考えたなぁ!と思ったら、文庫あとがきに、作者は構想を得てから執筆するまでは15年かかった、と書いてありました。 ほほう! 上巻は、まず現代の編集者である女性が、自分が担当しているミステリー作家の新作の原稿を読むというシーンから始まります。 そして、我々読者も、彼女と一緒に第二次世界大戦後の英国の話を読んでいくのです。 気持ち的には、クリスティーを読んでいる気分。 で、上巻を読み終わるじゃないですか。 それから、それから?!ともどかしくも下巻を開くじゃないですか。 すると、現代に戻っているんです。 文庫の裏表紙のあらすじの書き方が、「これは何かの間違い?」とすら思った私ですが(年齢のため予想外のことに対する対応が鈍くなっているらしい)、なんと入れ子になっていたんですね。 あんまり言うとネタバレになるので、ここまでにしておきますが、作者は作中で、わざと下手な文章を書いている部分もあって(素人が書いた文章として)、凄いな、ホロヴィッツと思いました。 一粒で二度美味しい、カササギ殺人事件、オススメです! あ、翻訳者の方のご苦労というか、ここは英語ではどうなってるのを日本語にしたんだろう?と英語サイトで調べた箇所もありました。 ホロヴィッツの他の本も借りようっと! ご機嫌よう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年02月14日 08時21分09秒
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