君が手にするはずだった黄金について 小川哲
おはようございます、ひなこです。秋場所は、十両が尊富士、幕内が大の里の優勝でした。尊大時代、来るんでしょうかねぇー。筒井康隆先生が、小川哲君の小説は面白いと仰っていたので、初めて読んで見ました。はい、面白かったです。でも、筒井先生が仰っていたのはSF作品のことだったのかな。ただ、1ヶ所、喉にひっかかった魚の小骨のように、今も気になってしょうがないのは、「猫舌の人を信用しない」と書いてあったことです。とっても猫舌な私は、「じゃあ、私って信用されないん人なのかい?」と問いました。どうして猫舌だと信用できないのか、理由が知りたいです。私はちょっとでも熱いものを食べると、舌も焼けるけど、口蓋って言うのかな?お口の中の上の所が、水ぶくれになります、火傷して。だから選択の余地というのはないというか、好きで猫舌な訳じゃないんですけど。そういう体質の奴は、経験上信用できない奴ばかりだったんでしょうか。ちょっと落ち込む~。そして、私は大人になってから、本当に喉に魚の小骨がひっかかって、地元で耳鼻咽喉科に行ったことがあったと今思い出しました。でも、お爺さんのお医者さんが「何にも見えないけどねぇ」ってなにもしてくれず、暫くしてから小骨は自然と取れました。プライヴァスィーの保てる診察室ではなくて、未だ若かりし頃だし、恥ずかしくて、小声で、「あの、魚の骨がぁー」と囁いてるのに、デカイ声で、「ほーほー、魚の骨がねぇ。子供じゃあるまいしどうした?」とか言われて、「このジジイ、いい加減にしろよ」と心の中で毒づきました。「ゴリちゃん」と呼ばれる女の子の逸話がちらっと出てきます。昔、私のバイト先にいた「ゴリちゃん」は男の子でしたが、この小説に出てくるのは女の子の「ゴリちゃん」。奇遇にも今回日本にいた時、「ゴリちゃん」という女の子の話題を私もちらっと聞いて、「ゴリラに似てるのか?」と聞いたら、そうじゃなくて、名前からのニックネームみたいでした。ゴリ美とか?違うよな。ご機嫌よう!