2022/11/06(日)07:00
アガサ•クリスティー自伝(上) An Autobiography (1977)
おはようございます、ひなこです。
図書館の書庫にあった本です。
1995年発行の文庫なので、字が小さい!
「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」をはじめ、多くの傑作を残した"ミステリの女王"アガサ•クリスティー。彼女は1890年、英国の海辺の避暑地トーキイで生まれた。空想好きで内気な娘だったアガサはどのように愛に目覚め、電撃的な結婚をしたのか、夫と共にでかけた世界一周貧乏旅行のてんまつ、不滅の名探偵ポアロはいかにして生まれたか-数々のエピソードを盛り込み、作家自ら語る知られざる実像
「未完の肖像」に書かれていることが、かなり出てきます。
やはり、あの小説は、自伝的要素が濃厚なんでしょうね。
310ページ
十八から二十一までの若い女はめったに若い男以外のことは考えないものである、そしてそれはまた当然でもあり、本来至当なことでもある!
ハハハ。言いきっちゃってますね。
322ページには、恋する女はとんでもなく綺麗になるが、恋する男は、病気の羊みたいになる説が。
これも、「未完の肖像」に書いてあったと思います。
最初の夫、アーチーも、彼女に恋して病気の羊みたいになっていたそうです。
子供の頃の思い出から、アーチーと世界一周旅行に行く決心をしたところまでが、上巻です。
ご機嫌よう!