テーマ:DVD映画鑑賞(14208)
カテゴリ:映画・読書
学習し思考するコンピューターの暴走。 そういうコンピュータを作ることは 研究者の夢なのだとは思うけれど、 実際にはできそうもない‥‥んですよね。 何かのプログラムのミスで、そういう優秀なのができる ‥‥なんてことは ありうるのだろうか? ともかく物語は そういう優秀なプログラムが暴走し 本部の機密事項にも侵入して情報も盗み出すが 何しろ、「仮想敵訓練」のはずのターゲットを 攻撃しようとするのだ。 そういう無人機と追いかけっこして犠牲になる兵士がおり、 機体を損傷してしまう機もあり。 北朝鮮上空で機体が爆発し、脱出する女性兵士。 当然、その兵士を捕獲に来る北朝鮮の軍隊。 あの国とは国交がない と、その兵士を見捨ててしまいそうな上官。 ありそうな政治家との癒着。 ありそうな身勝手な上官と そのために見殺しになる部下たち。 最後 その問題ありの戦闘機と共に 北朝鮮に乗り込んで女性兵士を助ける仲間(恋人)は 派手に爆撃しているのだが‥‥ 米国の進んだ武器と北朝鮮の、ひと時代前の武器という 武器の違いが「そうだろうなあ」と思わせる。 もしこんなことが本当に起こったら 北朝鮮はアメリカに宣戦布告するんだろうか と、時期が時期だけに、考えてしまった。 例によって 自分たちの失敗のために 一応無関係だった他国の人間をたくさん死なせた みたいな悼みは まったく描かれない。 アメリカ映画としては当然なのだろうけれど そう言う視点が本当に全くないのだろうか ということが 近頃気になってしまう。 描かれないことは、気づかないことを教育しているようなものだ。 つまり 仲間を助けるためには何をしても良いということを。 国際社会のルールなんて気にしていない 「強いアメリカ」 が ここにも表現されているのかも、と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月06日 21時27分14秒
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