テーマ:DVD映画鑑賞(14202)
カテゴリ:映画・読書
ひどかったコーラスが上手くなっていくごとに 聖歌隊の人々の個人的な問題がクローズアップされていく。 DVあり、若く奔放な女性への嫉妬あり、 知的障害を持つ青年への偏見あり、何十年来のイジメあり‥‥ 偽善者の神父さんがあまりにも典型的なキャラだった。 妻を素直に愛せないというか、あえて、好みでないタイプを妻にしたという人で。 エロ本を隠しているくせに、偉そうなことを言うのだった。 心の底から歌い、表現することを怖がる女性がもう一人いて、 その人は結局戻らなかった。 本当の自分と向かい合うのは、やはり大変なことだ。 それにしても、 いじめの問題も、DVも、何か見るたびに出てきているなぁと思う。 出てきているというのは、 それほど普遍的にどこにでもある問題だということだ。 それなのに、我々は自分の日常の点検はしないものみたいだ。 ラスト、 結局、主人公の指揮者ダニエルは心臓発作を起こしてしまうのだった。 だが、倒れたトイレのスピーカー(?)から 聖歌隊員のコーラスが聞こえてくるところで終わる。 心臓が悪いのに、無理しすぎだ と、ずっとハラハラしていたが、 最後で発作!! とは思ったのだった。 そのまま亡くなる、という感じではないように思えたけれど。 それなりに楽しい映画だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月20日 21時45分56秒
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