|
カテゴリ:雑記
最近ピーター・F・ドラッカーが話題になっているようですが。 以前勤めていた会社の社長から、人事考課の目標テーマとしてドラッカーのマネージ メント読むようにと目標課題を与えられた。 もちろん自腹で購入し、これを読んだ。定価は上・下で1万1千円。 この本はかなり前に執筆されたものだが、今の社会構造や問題に当てはまるところが 多い。 論評や思想ではなく、事実を具体的に述べている。 まるで未来が見えているかのように、その内容も日本人向けに執筆されたように思わ れました。 前書きの一部にこう書かれている。 『本書は野心的作品であるのみか、非常に難解な作品でもある。本書の内容は多方面 にわたっている。すなわち、本書は事業経営をあらゆる側面から、またあらゆる学問 的立場から検討した。私が全生涯費やした研究の成果や実際的経験もすべて本書の中 に注入されている。しかも私は本書を大衆向きとは言わないまでも、なるべく平易な ものたらしめようと努力したつもりでもある。 したがって本書を読むには、いかなる数学、哲学、科学、政治理論、あるいは経済学 の知識すら特に必要ではない』と言っています。 1、プロフェシャナルの条件「いかに成果をあげ、成長するか」 2、チェンジ・リーダーの条件「自みずから変化を作り出せ!」 3、イノベーダーの条件「社会の絆をいかに創造するか」 他に、等々の著書もあります。今の政治や会社に必要なものかもしれません。 ダイやモンド社から出版されたものですが、文字が小さく上・下合わせると1400ページにわ たる。 一般的な本よりも活字が小さく行間も狭ので、この倍のページ数になるであろう。 読んでも簡単には理解できず何度も読み返す。その印に付箋紙がいっぱいついている。 書かれてから長い年月が経過しているのに、今起きている社会の現象に色々な場面で当ては まるのだ。 なぜ地震災害時の今、ピーター・F・ドラッカーが話題になっているのかは??? この本については、色々な関連書や簡易版も出版されていますが、簡易版や勝手に翻訳され たものではなく、第三者の思考が入らない原本を読んでいただきたい。 現実の社会の裏も表も見えてきます。 簡単には理解できず何度も行ったり来たり。その印に付箋紙とアンダーラインがいっぱいつ いていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.04.04 23:11:47
コメント(0) | コメントを書く
[雑記] カテゴリの最新記事
|