手軽な富士山のビューポイント
今、神奈川の各地から富士山がよく見えます。真っ白な雪をいただいた富士山を見ていると、なんだか嬉しくなってきますね。富士山が奇麗に見える確率の最も高いのが、冬の季節です。中腹以上では冬の偏西風が吹き荒れ、上空のジェット気流の影響を受け、風速が30メートル以上にもなるそうです。その風が雲を追い払ってくれるようですが、乱気流となって山頂に雲がまとわりつくこともあります。 見に行くなら天気予報ではなく、当日の朝の様子を見て出発を決めたいところです。また、奇麗な富士山を見るなら朝の時間が良いようです。昼近くになると太陽光線の影響で、富士山が霞んでしまいます。また、陽が高くなると、雲が多く発生してきますのでご注意を。【神奈川手軽な富士山のビューポイント】 首都圏から最も近い場所では、丹沢ヤビツ峠(秦野市)、弘法山(秦野市)、吾妻山公園(二宮町)、松田山ハーブガーデン(松田町)、湘南平(平塚市)などが、車でも手軽に行ける絶景の富士山のビューポイントです。 また、これからの季節、菜の花、桜などとのコラボレーションも楽しむことができます。【今回は、小田原~西伊豆の富士山のビューコース「8選」を特集!】【1.箱根大観山(だいかんざん)】標高1,011メートル。ターンパイクの終点近くで、富士山と芦ノ湖を一望する「日本景勝百選地」。大観山の展望大から1キロメートル西の富士見峠からだと芦ノ湖が目の前に見えます。【2.滝知山(たきちやま)】富士山から駿河湾まで見渡す大パノラマ。海側の滝知台展望所からは初島や大島を浮かべた相模湾が一望できます。【3.玄岳(くろたけ)】標高676メートル。氷ヶ池があり、道路が富士山の姿に近付くようにのび、眺望の見事な伊豆スカイラインの中でも、ピカイチのスポットです。【4.だるま山高原(だるまやま)】ロッジ・キャンプ場のある高原。展望所からは富士山や箱根駒ヶ岳を見渡す雄大な眺め。レストハウスもあります。【5.西丹那(にしたんな)】標高697メートル。愛鷹山(あしたかやま)を左手前にした富士山の眺望。視界は広くないが、田畑や街が眼下に広がるのどかな風景が見られます。【6.健康の森(けんこうのもり)】御浜岬の入り口近く。展望台を配した散策コースで、展望台からは船が浮かぶ波静かな港と富士山の絵のような風景が見られます。【7.出逢い岬(であいみさき)】ユニークなモニュメントの丸い穴から富士山を望むと面白い。【8.煌めきの丘(きらめきのおか)】井田(いた)地区の高台にある展望地。眼下の畑に地区名の「井田」の文字が見え、2月には菜の花畑となり美しい風景が見られます。