映画で楽しくホーム研究

今月は試写会当たらないので、つまらないと思ってましたが、妹が当たって1枚で２人見られるというので、会社が終わったら、すぐ駅に急ぎました。

6時開場なので、なんとしてもと思ったら、有楽町ビックカメラの上のよみうりホールに5時45分。けっこう早くついたあ（＾＾）

7階が会場なのに列は3階まであり、「ちょっとごめんなさい」と人の間をくぐりぬけていくと、6階のあたりに妹が。

「今日は5時に来たのにこんなに人が前にいたんだ。」
吉永小百合ファンがまだいるのかしらん？

映画は「母べえ」監督　山田　洋次
昭和15年、警察に捕まった作家の残された家族とその家族をささえた人の話です。
ユーモアのある愛称で呼び合う知的な家族、母べえを吉永小百合、警察に捕まって家族と会えないままの父べえ（坂東三津五郎）、、二人の娘（志田未来、佐藤未来ー二人とも好演！）それを助けるのが父べえが先生をしていた時の教え子山ちゃんを浅野忠信、父べえの妹を檀れい。

父べえが捕まって、少しの間いっしょに住む奈良のおじさんを鶴べえが演じました。


志田未来ちゃんの母にしてはお年の小百合さんですが、きれいはきれいですね。
戦争が始まる前、後の悲惨な状況が、あまりきたならしくなく描かれてました。

きっとここで笑うのを期待しているんだろう、ここで泣かせたいんだろうと思われる場面ありますが、いま1つ気持が映画の中に入れません。

けれど、戦争は人々の平凡でおだやかな生活を壊すので二度とごめんだというようなことは伝わりました。

生真面目な映画の中で鶴べえの変なおじさんが奇妙な面白さを出してます。

二人の未来、（みらい、みくと呼び名は違います）の演技の自然さ、娘が私もほしかったと思いました。

げらげら見る映画ではないし、いま１つインパクトに欠けますが、反戦映画として家族で見るのもよいでしょうね。