テーマ:今日の出来事(292863)
カテゴリ:今日の出来事
同僚と、憲法学習会に参加しました。
「9条の現状」というテーマで、講演・討論があったわけなんですが、ともすれば堅苦しくて、小難しくなりがちな内容が、ざっくばらんな雰囲気で、目から鱗の学習会でした。 例えば、よくある「押しつけ憲法」論ですが、「与えられた憲法であることは事実ですが、普段の生活の中でも、良いものを貰ったとき『押しつけられた』とは言いません。」 う~ん、そう言われればそうだ。 あと、「9条と自衛隊の矛盾」についても・・・ 1.憲法9条の理想通り、一切武装のない状態 2.憲法9条の元に、自衛隊が存在する状態 3.改憲し、集団的自衛権まで含め武力行使のできる軍隊がある状態 と、三つの段階に分けて考えると、現在は2の状態であり、たしかに矛盾しています。 しかし、その矛盾を解消するために、わざわざ3の状態に変える必要があるのか、と考えると、そんなことないということがよく分かります。 一人ひとりのことを考えず、漠然と日本という国のことを考えると、3の方が都合が良いことも多いのでしょう。 でも、3を論じる人たちは、その武力を自分自身が行使するとは想像していないんでしょうね。 そういった場面では、きっと相手も武力で応じてくるでしょうが、自分や家族がそんな状況に置かれるなんて、考えてないんでしょう。 知らない他の誰かなら良いとか? あれっ? こんな論調、先日の岩国基地の問題でもありましたね。 日本に米軍は必要なんだから、どこかが我慢しなけりゃいけない。 だから岩国ガマンしろ。 その、「どこか」とか「誰か」が、もし自分だったら、と思う想像力が必要ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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