カテゴリ:アオリイカのエギング
![]() アオリ釣り 家族デビューの巻 昨日は 中学時代 野球部の同窓会であった・・ 本当は 1学年上の先輩達の『40歳の集い』同窓会だったのだが 「 いっぺん 昔の野球部で試合がしたい・・」との夢を実現させるため わしら 後輩が呼び出されたのであった・・ こういう いい話には喜んで参加させていただかねばならない・・ そういうわけで 昨日はビールをたくさん飲んで寝た・・ そして 今日の朝 8:30 寝ている わしに向かって 「 今日は天気もいいし カヌーでも乗りにいかへん?・・」 と妻が言う・・ 熟睡していた わしであったが それを聴いた瞬間 頭はシュイ~ンと回転し 「 家族で カヌーでテトラに渡って アオリ釣り・・」 という答えを はじき出した がばっ と起きたわしは 「 海へ行くぞ!」 と 宣言し そこから家族は 突然 海へ行く準備を始めたのであった・・ わしと達人(たつと)は釣り道具とカヌーを車に積み込み 妻は 着替えの用意と洗濯干しと お化粧 もなみ(小3)は ご飯を3合炊いて 握り飯作り ・・と それぞれ大忙しである 「 よかった 一昨日 竿買っといて・・」 そろそろ 子供らをデビューさせようと 中古ロッドを 購入して リールにもPEラインを巻いておいたのだ カヌーは 1人艇と2人艇の2艘あれば 4人乗れるし ようやく たつと(小4)が強くなってきたので なんとか 2人艇を車に積み込むことができるようになった・・ 「 ふむ・・ 大きくなったな・・」 am10:00 なんとか出発し 握り飯を 食いながら 一路 敦賀へ向かった・・ 今日は足場の良いテトラを狙わねばならないが 3連休ということもあり 先客があるかもしれない・・ この真昼間の一番釣れない時間に 先客がいれば せいぜい 5杯が ええとこだろう・・ でも あの綺麗な海を見せてやれれば それだけでも値打ちはある・・ M海岸に到着すると やはり先客が3組ほど居た・・ 「 まあ しゃあないですな・・」 「 カヌーに乗るだけでも おもしろいやろ・・」 たつとが1人艇に 3人が 2人艇に分乗して 海に漕ぎ出した・・ 海水は すかっと 澄んでおり底まではっきり見える・・ お天気もよく この上なく気持ちいい テトラに上陸すると さっそくエギをセットして 模範演技を 家族に見せた・・ ( 釣れなかった・・) そして すかさず わしは 本気モードでアオリを狙いに掛かったが 既に 先客に叩かれているので テトラの周囲には付いていないようだ・・ テトラの端の内海に近い側は おそらく チェックされていないと考え 沖目で掛けるイメージで シャクリとHPSJを組み合わせてみた うにゃん! 狙い通り わりかし大きなアオリが掛かってきた ここで もう1杯 ちいちゃいのを追加したところで 「 おとうさあん!」 と 呼ぶ声が聞こえた・・ 「 なんや?なんや?」と 戻ってみると たつとの仕掛けは PEラインが くちゃくちゃに こんがらがっていた・・ 「 があーん! お父さんは リーダー結ぶのに30分も掛かったのに・・」 わしは PEラインとリーダーを結ぶのが苦手だ・・ 「 お母さんが・・」 と たつとは言い訳するが どうやらリリースレバーを開放にしたまま キャストしたらしい・・ 「 ま・・しゃあないですな・・」 なんとか リーダを結びなおしてみると 今度は もなみが テトラの上を移動するのが怖いらしく ほとんど 動いていないという・・ 「 よし! 付いて来い!」 と 手をつないで テトラの上をぴょんぴょんと移動していくが テトラの上の空間は 1人分の重心しか存在できない したがって わしがぴょんと飛び移ってもなみを支える準備ができていないと わしまで テトラから落ちてしまう・・ 「 待て! お父さんが 「よし!」と言ってから飛べよ・・」 と 言ってるのに わしが 着地した瞬間に もうこちらに飛んでくるので ぼっちゃ~ん! ・・と 3回も 海に落ちてしまった・・ ま・・ ひざに擦り傷はできたが ライフジャケットを全員着込んでいるので 溺れる心配はない・・ さて・・もなみは やはり素質があるらしく HPSJなんかも 様になっている・・ 先客の 丸坊主のおっちゃんにも 「 上手やねえ・・」 と 褒められている・・ でも いまだに 誰にもアオリが釣れない・・ 「 これは いかんな・・」 「 たつと! こっち来い!」 と わしは たつとを わしのベルトに掴らせてテトラの上に立ち エギングの一部始終を見せることにした 「 おっ! あそこや! 見えるか!」 エギを追跡してくるアオリを 見つけては たつとに教えるのだが なかなか その姿を捉えることができないようだ 「 あっ! ほんまや! 見えた! 」 ようやく アオリの姿を見せたところで うにゃん! ここで たつとと交代 少々ずるいが アオリの感触を味合わせることにした 「 あっ! 墨や!」 「 重た~!」 結構 うれしかったようだ・・ 2杯目も掛けたところで 替わったが これはバラしてしまった・・ 「 次は もなみやな・・」 たつとと同じように ベルトに掴らせて アオリの姿を探す・・ 幸いなことに すぐに3杯ほどのアオリが追跡してきた 「 ほれ! 見えるか!」 「 今 黒うなりよったうやろ! もう食いよるぞ!」 うにゃん! これも もなみと交代して アオリの感触を楽しんでもらった・・ あとは 妻だけなのだが ここで たつとの 「 もう帰ろ・・」 攻撃が始まったので 残念ながら 妻には アオリを釣らせてやることができなかった・・ 6杯のアオリは 即日 刺身となり 我が家の貴重な食料となった・・ たいへん 有意義な充実した休日であった・・ さて・・妻や 子供らに釣らせるには アオリよりもメバルのほうが 教えるのには向いているかもしれない PEラインは扱いが難しい ( 軽いジグヘッドも難しいけど・・) どうやら わしは メバル用ロッドを4本と リールを揃えねばならないようだ・・ 足場の良いテトラなら 妻と たつとは問題ない・・ ( もなみは まだ怖いらしい・・ 3回も落ちたので・・) 「 ん~・・ 小遣いが・・」 でも この貴重な体験は 金では買えないのだ ぜひとも この10月からのめばるingシーズンには 全員デビューを果たしたい ・・とわしの野望は 新しい局面を迎えるのだった・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.22 14:17:08
コメント(0) | コメントを書く
[アオリイカのエギング] カテゴリの最新記事
|
|