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カテゴリ:潮流
「心よ 戦争はしない 軍隊をもたない 戦わない その誓いを繰り返しつぶやこう さあ これからじゃないか スタートする足に 重みをくわえるのは」(秋村宏「出発」の一節)。
『詩人会議』(公式サイト)3月号特集「ふたたび,憲法九条」は短編29編,エッセー12編に小森陽一氏のおはなし「ことばの力・平和の力」を収載しました。「ふたたび」とは,2000年11月に500ページの臨時増刊「日本国憲法とともに」刊行の後,2006年4月号で「憲法九条」を特集したからです。 「九条の会・詩人の輪」結成は2004年6月,アピール発表の4ヶ月後だった。分野別では,いちばん早く結成されたという(「詩人の輪」鈴木太郎事務局長)。 エッセーは,以後3年余の東京・大阪・埼玉・福井・千葉など各地に広がる大小の集いや草の根運動の推移が,それに参加し支えて来た詩人の実感的体験を伝える。 地元の戦争の惨状を初めて知った若い世代が多かった(高知)など多彩な広がり。 「海や土に眠る 戦死した人たちと 討論しましょう この憲法を変えてよいか 傷を受けたアジアの人たちと 討論しましょう 日本がまた戦争をしやすいようになって よいのか」(瀬野とし「憲法討論」)。 大局的な視点を提起しつつ「ことばの力」を喚起する小森陽一氏の「おはなし」を含め,各地の運動を励まし,具体的に役立つ好特集として読みました。 ↑ 九条の会のアピールに賛同する方,宜しければ「応援クリック」をお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年03月26日 02時55分14秒
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