カテゴリ:精神世界
出演者:吉岡和弘(ガイアの風) テーマ:魂の遍歴とアバター 1月~3月のシュタイナー特集に続いて、4月~8月は、5回連続シリーズとしてアバター特集をいたします。 第一回目に語っていただくのは、ガイアの風 吉岡さんです。 ガイアの風では現在学校教育の中でも重要なテーマと取り上げられている、環境問題や心について取り組まれているさまざまな方を紹介しています。 その背景には、大きな地球規模での私達の個々の役割(ミッション)が問いかけられています。 私達が、個々のミッションに気がつくまでには、心の奥深くの霊性や魂に目覚め、生まれてから、現在に至るまでの自分の遍歴が重要なカギです。 ガイアの風を自分のミッションとして、立ち上げられようとした吉岡さんの動機や魂の遍歴についてお話いただきました。 <青年時代の魂の遍歴> 吉岡さんは大学までは、宗教にまったく興味を示さなかったのですが、大学は哲学科に入学されました。 しかし、西洋哲学には自分自身の答えを得られず、友人の誘いで鎌倉の円覚寺の6日間の禅合宿に参加。 あまりの、厳しさに始まってから10分で帰りたいと思ったほどでした。 参加者も半数以上の方が途中で脱落してしまう合宿です。 その合宿から帰り、何か自分がシャキッとして、一本筋の入った感覚が忘れられず、大学時代は坐禅に通いました。 その中で、ルドルフシュタイナーに出会いました。坐禅を続けてきたことで、築いてきた 吉岡さんの魂の部分が、更に深くパァーッと開けたそうです。 大学卒業後は、出家し、1年間ほど僧侶として修業なさいました。 円覚寺に入門することは大変で、最初は門前払いをされるのですが、3日間庭で低頭し続け、やっと中に入れてもらえます。 入門後も、朝3時の起床から、坐禅や、托鉢など厳しい修行が続きます。 一日中私語は許されず、すべて合図で行動します。 その厳しさは、普通の生活を送っている私達には想像できないものです。 <壮年時代> そんな僧侶としての生活を経て、一般社会に還俗した後は、仕事一筋の生活になりました。 出家するぐらい熱い情熱をお持ちの吉岡さんは、スペースワールドなどで、素晴らしい業績を上げることができました。 しかし、一方で自分の奥深い魂の部分では、仕事一筋である自分の生活に疑問をいだくようになり、 地球「ガイア」の環境問題について考えるようになりました。 何か自分にできることはないかと、このFMKITAQ ガイアの風の番組を企画し実行しました。 <アバター> 地球環境問題を考えるようになると、同じような気持ちでいるさまざまな立場人々との出会いがあり、その中でアバターに出会いました。 アバターが紹介させている本「リビングデリバレイトリー」を読んだ瞬間、「これは本物だ!」「これに出会いたかった」と感じたそうです。 それは、大学で学んだ哲学から始まり、坐禅、ルドルフシュタイナーとの出会い、出家時代、仕事に一筋に打ち込み地球環境問題について学んだことすべて積み上げてきたものがあったからこそ感じたことでしょう。 アバターのコースに参加すると、自分の魂の源に至る体験をしました。 それは、禅で得たことに重なり、そしてより深いものを体験できました。 言葉にすると比喩的になりますが、本当に身体の芯から安心し、ゆったりし、ハートがあたたかくてぽかぽかしたそうです。 そして、このピュアでクリアになったところから、自分の体験しているすべてに繋がったそうです。 アバターの本からいくつかの言葉を紹介くださいました。 「宇宙の中に生命が存在することが奇跡なのではありません。 生命の中に宇宙が存在することが奇跡なのです。」 ハリー・パルマー『リビングデリバレイトリー』より 「自分の一部でないものなど何も存在せず、 自分の一部でない人など誰も存在せず、 自分がくだすどんな価値判断も自分に対する価値判断であり、 又、自分がするどんな批判も自分に対する批判だという視点を身につけるとき、 あなたは賢明にも、無条件の愛を自分に差し伸べるようになり、 それがあなたの世界を照らす光となるでしょう。」 同 上 「宇宙は<気づき>の中に生まれます。その逆ではありません。」 同 上 「私たちが、 自分たちの間にある違いは、 信じる内容の違いだけであり、 そうした信じる内容は簡単に創ったり、 消したりできるものだと気づくとき、 正しいとか、間違っているとか、 主張するゲームが終わりをつげ、 共に創造するというゲームがはじまり、 世界に平和がおとずれます。」 ハリー・パルマー『リサーフェシング』より 今回の吉岡さんの魂の遍歴をお伺いし、私自身もいくつかのターニングポイントで、自分自身の魂に触れたことを思い出しました。 その中で、自分とは何かを考え、自分を知ることによって、自分のミッションに少しずつ気づき、 この地球(ガイア)でそのほんの一部を担って日々生活していることをありがたく思いました。 また、いつもはゲストの方をあたたかく迎えている吉岡さんが、ご自身の魂の遍歴を公のラジオの番組で語ってくださった勇気に感謝いたします。 来月からは、毎回アバターコースを修了した方々の魂の遍歴と体験をお話していただきます。お楽しみに! ※ アバターコースとは 1986年アメリカの心理学者ハリー・パルマーが発案した、意識を自分の考えで凝り固まった現実から、広大に広がる源の<気づき>まで探求するための道具を提供する自己開発のコース。 人に自分自身が創る青写真に従って人生を向上させるための効果的な道具を教えるものです。 以来66カ国に広まり、15カ国語に翻訳され何万人ものコース修了生を輩出しています。 アバターの公式HPは下記です。 http://www.avatarj.com/ 問い合わせは、yoshioka@gaiawind.com (コメンテーター RIE) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月30日 17時56分21秒
コメント(0) | コメントを書く
[精神世界] カテゴリの最新記事
|
|