カテゴリ:芸術と文化
◆パート1 出演者:ほっこり囲炉裏系音楽ユニット「アルパカ」 津久場さん enaさん テーマ:オーガニックなサウンドで愛を育む (写真左 津久場さん 右 enaさん) アルパカさんたちは北九州在住のミュージシャンで、アイリッシュ音楽にご主人が魅了され、アルパカらしいオリジナリティ溢れる音楽を探求している。ギターとアイリッシュホイッスル(笛)、そして美しいenaさんの歌声があれば、どこででもライブが実現できるということで、地域のいろいろな場所で音楽を通じて交流活動をしている。 私たちトラークルハウスとはある親しい人を通じてご縁を頂いたのだが、7月にムーブで行った母と子の夏休み1日ワークショップのしめくくりを音楽でつないでもらった。 enaさんの包み込むような優しい笑顔と深みのある歌声、津久場さんの叙情あふれるギターとアイリッシュホイッスルの音色に皆で癒された。 お2人の音楽を聞いた人はこんな風に自然にファンになってゆくのだろうなとうなずけた。 今日はスタジオで生演奏をしてくださることになり、私も大坪さんもわくわくしてお話を伺った。 まずは公私ともにパートナーであるお2人の音楽への思いを伺った。 enaさんはまだ24才。若年寄?と本人が称する歌声は24才とはとても思えない深みを持つ。音楽へのこだわりはほとんどないそう。 「いつも怒られてます」と笑う。 「え~津久場さん怒るんですか?」といかにも温厚そうなご主人に聞くと「はい、ビシビシ怒ります」とのこと。 練習でenaさんが間違えたりすると怒るご主人ですが、本番で間違えた時は全く怒らないのだそう。 やっぱりのびのびとしているenaさんの手綱をご主人がしっかりと握って彼女が迷ったりしないように導いている感じだ。 「師匠と呼んでますから(笑)」とチャーミングな彼女は楽しそうだ。 「でもこの人、本番に強いんです」という津久場さんはまだ若い彼女の発展途上な才能を見抜いているようだ。 北九州から出たいとか思ったりしませんか?という質問に、津久場さんは「もう僕若い時に出ちゃってるんですよ。それで東京で音楽活動もやってました。 でもこっちで自分らしく音楽をしている方がいいなと思って」売れる音楽を追求することより、自分らしく心地よく音楽を続ける選択をしたようだ。 一度もメジャーになりたいなんて思ったことのないenaさんが隣にいて、2人で老人施設などで慰問のライブをしたり、ゆっくりアルバムを作ったり… 音楽が生活そのものになっている2人は元々の動機が純粋なのだ。 だから気負わず、いつもゆったりしてるのだろうと感じられる。 スタジオで生で歌ってくれた曲のうちの1曲は、「愛していますか」というタイトルの曲。 旅をしている女性がいて、その人の詩が素敵でいいなあと思って…インスパイアされた曲。 enaさんの歌声と津久場さんの柔らかなギターがストレートに伝わってきて、心が震えた。 2曲目はひまわり。enaさんのお兄さんが以前、入院している時に末期の癌の方がこの音楽を聞いて、もう抗がん剤をやめて自分の本当の力で生きてみようと決意したというエピソードを話してくれた。 歌の力、メッセージの力をあらためて認識する。 以前、夏休みのライブの時も子どもたちが「ひまわり」をとても気に入って歌っていたのを思い出す。 子どもたちが目を輝かせて聞いていた、ひきこまれるように。 初めて2人の音楽を直で聞いた大坪さんは、とても心に響いたようだった。 言葉がととても伝わりやすい。言葉がはっきりと届けられる、そんな印象。 そう、2人の音楽は2人の純粋性がストレートに伝わってきて、音楽の質がやわらかで温かい。 きっと多くの人々から見いだされ、色々な人を癒すべく、いろいろな場所で音楽を奏でなさいと云われるでしょうから、そうするともうこんなに近くにいられなくなるかも知れないですね、と笑って云ったら、そうなれば嬉しいですね、とenaさんが笑顔で答えたのが印象的だった。 素晴らしい2人の音楽に素直に元気をもらえた1時間だった。 ラジオを聞いていた私の主人も素敵だったね、と感激していた。 これからいろいろな場所で2人の音楽を耳にすることも多いかもしれない。 アルバムの完成を11月にかけて目指していること、しっかり時間をかけて作っていることを話していた。 アルパカのCDはオーガニックのプロダクトのように厚意のある店などに置かせてもらい、販売される。 有機的サウンドは聞く人の心にしみ込み、いろいろな思いを投げかけてくれるだろう。これからの活動に期待したい。 12月にはトラークルハウス主催のクリスマス会にて、その音楽に会える。今から楽しみだ。 アルパカさんhp→http://web.mac.com/alpaca3104/ アルパカさんCD 1枚\1200にてトラークルハウスにもあります。 (コーディネーター 藤原 美弥子) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TRAKL Haus(トラークルハウス / 植物・ハーブ・シュタイナー関連) http://www.trakl.net mail to: haus@trakl.net blog→http://trakl.exblog.jp/ 北九州市小倉南区守恒本町1-3-21 1f TEL&FAX 093.963.1417 美容サロン TEL &FAX 093.963.1096 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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