2006/11/21(火)18:44
やっぱりおかしい?
今日は、総社市と高梁市の境の山の中の大きな日本建築の住宅での
シロアリ駆除にうかがいました。
11月も後半。
おまけに県中部の山間部。
それでもしろありさんは、元気よく地表面で活動していました。
間違いなく、気温の上昇が影響して、こうした小さな昆虫は生活が
変わりつつあるのです。
今日の写真は、その住宅の床下です。
お分かりいただけるように、ベタコンと呼ばれる床下です。
一面にコンクリートで固められていて、建設時にはこのように言われたそうです。
1.湿気が床下から上がらない。
2.地震に強い基礎になる。
3.しろありが来ない。
結局3は間違いであったことが証明されたのですが・・・・・。
しろありは、ベタコンでもわずかな隙間から、「犬も歩けば
棒に当たる」ように地表面の木部に食いつきます。
これも本当にアクシデントと呼ぶようなことです。
また、写真のように、ベタコンであっても、わざわざ水抜き穴が
こうして開けてありますから、全くコンクリートに被い尽くされ
ているわけでもないのです。
人間の浅はかな知恵は、自然には叶わないのです。
たまには床の下を検査してみてください。