奥襟部長の柔道・柔術日記

今日は予告通り、調布の出初め式に襟太朗とでかける。朝8時30分に出発。電車を乗り継いで、9時40分には京王多摩川駅に到着する。10時開始となっていたので、余裕だと思っていたら、降りる出口を間違えて、多摩川と逆方向に進んでしまう。おぉ、大失態だ。途中でおかしいことに気づき、奥襟部長夫人に電話をしてなんとか難局を乗り切る。

襟太朗の冷たい視線が右頬に突き刺さったまま、気を取り直して歩く。あぁ、駅からこんなに近かったのね。

到着すると、たくさんの消防車に興奮する襟太朗。しかし、いっこうに放水系やらはしごの上でエイッ！みたいなのが始まらない。延々と訓辞やら祝辞やらが続く。長い。長いぞ。結局、50分ほど挨拶やら表彰が続き、ようやくはしごの上でエイッ！が始まる。皆さん、お待ちかね。しかしすごいなぁ。手を離してあんなことやこんなことをする。襟太朗も目を丸くする。

続いて放水。人が多く、このあたりからずっと襟太朗を抱っこする。さらに川に向かって一斉放水。いやぁ、すごい。ただ、襟太朗を抱っこしている手はパンパンである。

全てが終わり、襟太朗がお腹が空いたというので、持って行ってたおにぎりを差し上げる。奥襟部長は、現地調達をしようと思ってたが、買えず。なにか配っているものがあったが、列が長いのと、調布市民ではないので遠慮する。すると、見かねた襟太朗がおにぎりを一個くれる。ありがとう。土手で襟太朗をひしと抱きしめる奥襟部長。まるで映画の1シーンのようだ。

親子の絆を深めて帰路につく。すると、なんだか調子が悪い。胃が重い。なんだろう。思い当たるフシはほとんどないが、あえてあげるとすれば、昨晩、久しぶりにポテトチップスを一袋食べてしまったことぐらいか。あるいはその前日、チャーシュー麺とライスを食べたくらいか。いずれにせよ、昔であればどうってことない食事なんだが。老いたな。食生活は気を付けよう。

家では出初め式ごっこが繰り広げられる。襟太朗はなかなかの演技力だ。いいぞ。来年もどこかの出初め式に行こうね。