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12月はバタバタしてあまり読めず。うまくいけば、あと一冊くらい読めるかな。
図書館の神様 瀬尾まいこ著 ちくま文庫
爽やかです。奥襟部長のなかに潜む30代OL襟子が、ティータイムに空を見上げて、「いい話じゃない。」とつぶやく名作です。さくさく読めるので、長編が苦手な人にもお勧め。 奥襟部長は高校生の頃、よく図書室で騒いで若くはないけど可愛らしい司書の先生に怒られて喜んでいたことを思い出しました。 クワイエットルームにようこそ 松尾スズキ著 文藝春秋
芥川賞の候補にあがった作品だそうで興味深く読む。精神病棟の話だけど、決して深刻には描かれておらず、松尾スズキさんらしいテンポのよいブラックユーモアで満ち溢れた作品。ラストが秀逸。 延長戦に入りました 奥田英朗著 幻冬舎文庫
スポーツに関するエッセイ。全体の30%くらいは面白かったかな。結構、ありがちな話が多く感じたのは僕だけかしら。暇つぶしの一冊。 きみの友だち 重松清 新潮社
これ、いい作品です。重松ワールド炸裂。何これ。もう奥襟部長に潜む30代襟子はキャッキャ言ってますよ。青春です。青春ものが好きな人は絶対はまります。甘酸っぱいから気をつけて。読後は雲を探しますよ。読めが意味はわかります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.29 08:38:00
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