奥襟部長の柔道・柔術日記

先週の木曜日から北九州へ。最近、二週間毎に北九州へ行っているので、空港までは、すいすーいと滑らかに到着する。

いつも夕食を取る時間がほとんどなく困っていたのだが、今回は一本早い新幹線に乗ったので羽田空港の「てんや」で天丼と生ビールという素晴らしい組合せでディナーできる。いやー、良いディナーしちゃった。
で、食った、食った、満足、満足とシーハーしながらゲートに着くと、なんとスカイマークが４０分遅延してる。えーっと、これって最終便で、北九州空港に到着したら最終バスがなくなってしまったりしてるのではないかと心配になる。
奥襟部長夫人に電話すると、ふむふむと心配してくれ、うむうむということになり、遅れた飛行機に乗って北九州空港に到着すると、やっぱり最終バスが終わっている。うむ、やはり。で、再び奥襟部長夫人に電話すると、家にいらっしゃったので、あらら、かくかくしかじかとお話し、なんだかんだ、そんなこんなで、お迎えにいらっしゃるのをお待ちすることになる。

空港の中はだんだんと人気がなくなり、やがて閉館というアナウンスが流れる。その頃、奥襟部長夫人は旧北九州空港跡地に間違って行かれており、まだいらっしゃるご様子ではなかったので、暖かくなってきたといっても１：００ではものすごく寒い北九州空港の玄関の前で、夜空を眺めることになる。そして、その時気づく。あぁ、奥襟部長夫人はロマンチストな僕に、この夜空を見てほしかったのだなぁと。


金曜日には今回最大のイベントである襟太朗の授業参観に参加。なんといっても奥襟部長は親として授業参観に参加するのは初めてのことであるので、やや緊張の面持ちである。やはり授業参観となると、お父さんはスーツ、お母さんはちょっと遅刻してきて、子どもが振り向いたら手を振って先生に注意されるのが基本であるはずなのだが、奥襟部長夫人からそんなやつはおらんとご指摘を受けたので、極めて普通の格好で、襟輔をおんぶ紐で抱えて参観することにする。

今回の授業内容は、「一年生になってできるようになったこと」。皆、鍵盤ハーモニカやら縄跳びやら漢字やらできるようになって、それをお父さん、お母さんの前で発表していく素敵な授業である。襟太朗は本が読めるようになったということで、皆の前で教科書を読むという偉業を成し遂げる。ちょっと声が小さかったが、流暢でとってもよろしかったのではないかと思う。また、「お薦めはかいけつゾロリシリーズです」などと粋なコメントも付けて、やるじゃないかと感心する。ちなみにかいけつゾロリは、「真面目に不真面目　かいけつゾロリ」であり、イシシとノシシがサポート役なのである。まぁ、それはともかく。

縄跳びをした子の中には二重飛びをするつわものもいたが、あや跳び（交差跳び）をする子も多かった。そんな中、普通の後ろ飛びをしている子がいて、なぜか奥襟部長的には「しぶいな」と心に刺さる。あと、スピーチをした子が緊張のあまり泣きながら話してたのは、心にズキュンと来て、こちらももらいそうになった。そんなこんなで、なかなか良い授業参観であった。

土曜日になるとスペワでスケート。襟太朗は三回目。ソリを使って随分と滑ることができるようになっている。素晴らしい。奥襟部長夫人もとても楽しそうである。
奥襟部長はガラスの膝なので、スケートをやることは死ぬまでない。襟輔とモチョモチョ遊ぶ。

日曜日は瀬板の森にお散歩。近くにこんな素敵な森があるとは知らなかった。

ということで、あっという間の３日間が終わり、本日いつもの５：３０のフライトで出社する。うむうむ。楽しかった。今回の会社へのお土産はチロリアン。やっぱ、北九州土産はチロリアンだ。さぁさぁ、お食べ、チロリアン。

次は３月１６日。襟輔がどんどん巨大化して自己主張が強くなっているので、次回はどうなっているのか期待と不安が半々だけど、楽しみ、楽しみ。