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カテゴリ:柔道
先週土曜日、母校の付属高校で前襟ケムクジャーラが監督をしている柔道部において、寝技の講習をさせてもらう。実は一年前に実施予定だったけど、アキレス腱がブツンと切れて一年越しの開催となる。すいません、お待たせしました。
当日の朝は前襟ケムクジャーラがモシャモシャ号でホテルまで迎えに来てくれる。ピンクの短パンがまぶしい。 ホテルの前で会うや否や、挨拶もそこそこに鞄をすぐに持って車に積み込んでくれるところなど、相変わらずソツがない。会社の部下に見せてやりたいところだ。 高校までの車中ではお互いに自分や周囲の人間の近況報告、大阪の高校柔道界、母校のことなどを話す。ただ、残念ながら心に残ったのは両襟平社員がゆでたまごみたいになっているという事だけ。後は忘れてしまった。残念。 さすがにゆでたまごの話をしていると時の過ぎるのは早く、いつの間にやら高校に到着。よく考えたら付属校の中に入るのは初めてだ。いつも近くまで来てたのに不思議な限り。 体育館に到着して車から降りると、野球部員たちがランニングをしたり素振りをしたりしている。前襟ケムクジャーラが教員故に、いっしょに歩いている奥襟部長にまで皆さん挨拶してくれる。「こんちゃっ!こんちゃっ!」と皆非常に礼儀正しい。汗、涙、青春、日本の夏、という感じだ。 道場に入ると部員達が準備運動中。付属中学の先生にもご挨拶いただく。どーも、どーも、初めまして。奥襟部長ちゃん39歳です。よろぴく。 早速更衣室に入りお着替え。で、ホワイトボードに今日のメニューを書く。二時間で全部できるかなぁ。 着替えてトイレに行ったら、これまた色々な部員達から「こんちゃっ!」と言われる。おしっこしながら「こんちゃっ!」はなかなか大変だ。苦労をかけたね。 着替えて道場に行ったら早速準備運動開始。その後、集合して前襟ケムクジャーラが奥襟部長の紹介をしてくれ、奥襟部長にバトンタッチ。さて、頑張るか。 ご挨拶させていただいた後、「とはいえお前誰やねん」的なものをできるだけ早く払拭するためにトークとアクションで頑張る。どうだったかな。つかめたかしら。 そんでもっていよいよ中身に入るんだけど、以下が今回やったメニュー。なかなか盛りだくさん。詳細は省略。 ・ブラジリアン柔術的ドリル ・寝技の基本(抑え込み、絞め技、関節技) ・元谷返し 2種類 ・奥襟スペシャル ~片足ひっかけてくるくる、気づけば元谷~ ・元谷返し→回転縦四方 ・袖車 ・元谷返し→回転縦四方→袖車 ・腕十字 ・元谷返し→ヤスケビッチ式腕十字 ・前三角 ・ヤスケビッチ式腕十字→前三角 ・オモプラッタ ・前三角→オモプラッタ ・オモプラッタ→後転スイープ ・二重がらみからの返し ・浅野返しのポイント みんな非常に研究熱心。教え甲斐があった。やっぱ高校生はいいな。真面目な子が多い。特にここは真面目だと思う。前襟ケムクジャーラの指導の賜物だな。 そんな彼らに感化されて、こちらも熱をもって指導したけど、さすがに二時間もやるとへとへと。疲れた。途中、女子部員がスポーツドリンクを何回か持ってきてくれたけど、なんでそんなに汗だくやねん、と思っていたと思う。おじさん、熱かったのだよ。うん、ほんと。 しかし、高校生の皆さんにとってはどうだったかな。ご満足いただけたかな。とりあえず元谷返しの組み手になったらバリエーションはたくさん教えることができたので、乱取でどんどん使ってみてほしい。また半年後に行って、何か疑問点があればその時にぶつけてもらえれば本望だ。次回は三角まみれにしたいと思う。 講習後は前襟ケムクジャーラが上新庄の奥襟部長が学生時代に住んでいたマンションに連れて行ってくれる。別に行いかんでいい、と言ったのに、無理やり連れて行かれる。でも行ってみたらみたで色々懐かしく、また、昔はあそこにあれがあったのにもうなくなっちゃったのね、いやんいやん、とか、あら、あんな所にこんなものができたのね、うふんうふん、など、女子高生のようなやりとりができて楽しかった。ありがとう、前襟。 お昼は餃子の王将。前襟ケムクジャーラがチャー玉丼なる不思議な食べ物を注文していて興味はあったが天津飯セットにしておく。結果的に正解。なんじゃ、チャー玉って。 食べ終わってからもまだ時間があったので、ファミレスでアサイーのデザートを食べる。いやー、おいしいなぁ。ファミレスでも女子高生気分で色々話し、今後のことについても語り合う。 で、食べ終わるや、前襟ケムクジャーラに空港まで送ってもらう。いたれりつくせり。車中、やっぱり両襟平社員はゆでたまごだということになるが、残念ながら後の話は忘れてしまう。 空港で降ろしてもらうと、前襟ケムクジャーラは奥襟部長が見えなくなるまでもしゃもしゃと立っている。うむ、すばらしい。奥襟部長の指導の賜物だ。 いやー、しかし今回は良い機会を持たせてもらった。また次回もさせてもらえるようなのでありがたい。必死に役に立ちそうな技を用意しよう。 前襟ケムクジャーラありがとう。それと、送り出してくれた奥様もありがとう。 参加してくれた高校生の皆さんも、ありがとう。一回でいいから使ってみてね。 次回を楽しみに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.26 23:15:16
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