カーリング漬け

2010/07/24(土)04:38

シンクベトリル大地溝帯

旅(129)

昨年の9月13日の続き。 見逃せないシンクベトリル大地溝帯。アイスランドの中央には東西を分けるようにユーラシアプレートと北米プレートのぶつかる狭間である大地溝帯が走っている。それが地表にはっきりと現れ、大陸の衝突を目にすることができるのがシンクトベトリル大地溝帯。 この丘をのぼっていく。登っている側がユーラシア大陸。 左がユーラシア大陸、右が北米大陸プレートということになる。その狭間を遊歩道で歩いていける。まさにマグマが動いている感じがする、、、、なんてことはないのだが、スケールの大きさに驚嘆する。 ユーラシア側から北米側の断崖を望む。 大方の観光ツアーでは立ち寄らないと思われるが、ツアーコースと離れた入り口から、大地溝帯に流れ込む滝を見に行ける。 溝の中で大地創造のロマンにひたるのも良いが、断崖の上から外を見渡すと人工物がほとんど無く、美しい複数の川と緑の大地、その先には海が見えて、まさに天地創造の瞬間に立ち会っているがごとき感動を覚えた。 大地溝帯の間を登りきると大地溝帯の概観をつかむことができる。 左が北米プレート、右がユーラシアプレート。北米側の断崖が平野に突然、落ち込んだ崖であることがわかる。この大地溝帯を中心に両プレートは年に2cm離れているのだそうだ。つまり、アイスランドは毎年2cmほど東西に広がっていくのだ。

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