武満徹とケーキ
月に1回のアンサンブル21練習日です。今日も武満徹のうたに取り組んでいます。発声練習代わりに「小さな空」を通した後は、今練習中の「島へ」を集中的に練習しました。私もまだまだ歌えないところがあります。一人では歌えるのに、他のパートが入ると・・・・という場面が結構あります。鍵盤全てを使うような音階はなかなか馴染みませんが、だんだんと楽しみを感じるようになってきました。もちろんハモることが最大の目的なんですが。まぁ、いつものように互いに辛辣な意見を言い合いながら、着々と音楽をまとめていきます。指揮者がいないのに、よくやるものだと感心します。それと「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」も練習しました。この武満徹の合唱曲は、今から20~25年前の曲なんですね。初演の記録を見て驚きました。私が学生の時に聴いたのは、ほとんど初演に近かったんだ。もっと前の作品かと思っていました。武満徹は曲も素晴らしいですが、詩も素敵ですね。メンバーが音に馴染んできて、曲ができあがってくると、今度はどのように色づけするかが話題になります。この面子だと、詩の解釈によってガラッと雰囲気が変わります。大人数の合唱団では味わえない楽しいひとときですよ。武満徹の楽譜とケーキの2ショットが恒例となりました。練習の後のケーキはいつも楽しみです今日はシフォンケーキが配当されました。美味しかったです!