音が違う・・・
静男の練習は多田武彦の男声合唱組曲「尾崎喜八の詩から」の譜読みが中心でした。「冬野」は芸術祭で披露したので、残りの曲が中心。「最後の雪に」と「春愁」はまだまだって感じで、「天井沢」は歌えるようになってきた感じがしてきたところ。ただレシタティーボの歌い方は稚拙ですかね。語るように歌うには、詩の理解と、日本語のイントネーションへの理解が必要だと思う。言葉が頭に入っていない状態では歌えない気がする。「牧場」は意外と歌えていると思ったのですが、どうしても濁る和音が出てきます。バリトンは臨時記号でFisとなっている部分とF音の区別ができていない。F音をFisにしてしまう。なっている和音を理解していればあり得ないのだが・・・この合唱団、楽譜をにらんで歌っている割に、楽譜はほとんど読めていない。そう、完全に諳誦しているためか、間違って覚えた音を繰り返しているだけ。私が歌っているベースパートがバリトンと同じF音で重なるはずなのに、Fisで歌っているので完全に濁ってしまう。この状況はどうしても耐えられないのですが、結局直らなかった。直らない音は直らないようなまで、この音はすべて濁るんだろうなぁ。練習後は恒例となった暖暮清水店でラーメンを食べて帰りました。今日は辛み成分はなしで、替え飯にペッパーライスを頼んみました。少しはまりかけています。