岳南メンネルコールblog

なんか久しぶりに「富士市民合唱団」のカテゴリを使いました。富士市民合唱団の指揮者を首になって１０年以上経っているのですがね。数名でほそぼそと活動していた富士市民合唱団に入団したのは平成元年のことです。本当に練習しているより一人でピアノの練習をしている時間の方が長かった気がします。風向きが変わったのは平成３年頃。さすがに続けるのは難しいなぁという声も聞こえてきたので、思い切って市内の元気の良い女声合唱団と合併する話を持ってきて、合同演奏会まで開きました。でも、OBという退団者たちからの反対もあって富士市民合唱団として活動を継続することになり、私は半分切れそうになりながら団員を募集したり、団費を300円から1000円へ値上げしたり、演奏会を無理矢理企画したりしました。これらの顛末がA4紙ファイルに２つにまとめてありました。

それから10年間、副指揮者で副幹事というヘンテコな立ち位置で合唱団を運営して、毎年A4フィイルが１冊増えていく感じで、自分の活動記録として積み上げてきました。

務めていた会社が倒産し、再就職先が東京で新幹線通勤することになり、練習には間に合わないので退団した・・・のでしたが、何故か指揮者と幹事の業務を続けさせられ、結構うんざりした記憶があります。

演奏会が終わればそれまでと思っていたのですが、合唱団の一派から正式な続投要請があり、有償にて指揮者を続けることになりました。ここからは正指揮者としての活動となり、サラリーマンの副業としては悪くない小遣いを得ることになりました。

続投要請した一派(私が集めた新しい団員)が力を失い、古い幹部達(私が入団する前から居る、合唱団を一度破綻させた団員)が復権し、私が駆逐されて現在に至る・・・。

その財産として紙ファイルが20冊以上も本棚にならんでいるのが、私の業績のように感じていたのですが、よくよく考えれば現在の私には一切メリットがなく、このままだと大量のゴミとなると感じ、すべて整理することにしました。紙ゴミとして軽自動車の後部座席が一杯になり、重くて動きが悪くなる具合でしたが、すべてリサイクルセンターに出してきました。

さっぱりしました。