赤点
高校生は定期テストで「赤点」がついても、学期ごとの成績で「赤」がつかなければセーフなんだとか。公立の高3によれば、各定期テストで赤点を取っていても、追試やレポートで救済されて、結局成績で「赤」はつかないんだと言ってた。ただし、前提条件は出欠。出席数が足りない生徒は救済しようがないということなんだろう。私立の場合、特待生が特待取り消しになったという話も聞いたが、成績が芳しくない生徒には補習等で面倒を見てくれていると思っていた。「授業がわからない」「つまらない」と言う声を無視することはできないはずだし、テスト成績が良くないということは教える側にも責任がある。時々問い合わせがある高校生の「赤点解消」相談も、生徒自らが困って訪ねてくるというより、成績表を見て驚いたお母様がお見えになることがほとんどだ。生徒自身は困ってないんだから、まわりの大人が騒いだところでどうしようもない。それにしても、勉強癖がついてない高校生が多すぎる。バイトより勉強でしょう。