テーマ:ゲーム日記(30969)
カテゴリ:業界の流れ
ここ数年間の間で、
日本ゲーム業界の多国籍化が進んでいます。 昔は、あまり見かけなかった、 外国籍のスタッフ、元外国籍のスタッフ等が 当たり前のように職場の中に入って来ている時代に感じます。 何故、増えてきたのでしょうか? 明確な答えは私の中にもありませんが、 確かに、自分の周りや、他社の話を聞いている限りでは 割合が増えてきているようです。 これに関しては、私は概ね好意的に捉えています。 ゲームも世界にグローバルに展開していく中で 異なる感性や異なる環境での経験というのは 貴重な知識、経験として役に立つ機会があります。 また、お互いにとって刺激になるため、 相互向上の効果も期待出来ます。 時代もグローバル化が進んでいますので、 国籍等に囚われずに仕事をするのは 時代に適した仕事の仕方であると思います。 然しながら、逆に不安を覚える事もあります。 新卒の面接等をする場合があるのですが、 年々、ゲームにおける技術の進化について行こうとするあまりに 新卒採用の基準が高くなってしまっているように感じます。 その結果、日本人の新卒の方だけでは 優秀な技術者が賄えない状況に なってしまったという側面もあります。 他にも、気のせいとは言い切れないのが 日本人新卒者の平均学力の低下です。 技術現場にいる人間としては、この部分を特に感じます。 (偶然、私の職場だけなのでしょうか?) いわゆる出来る層というのは、相変わらず存在していますが、 平均にした場合に、質が落ちているような気がします。 若い層での目的意識が薄いためなのか 明らかな勉強不足で試験に挑む学生が多いです。 (学問だけではなく、対人部分についてもです。) ここ数年間は就職難などと騒がれましたが、 実態は逆で、採用難なのではないでしょうか? 企業は戦力になる人材がいれば採用する可能性が高いです。 それが出来ない人材が多くなっているのが実情ではないでしょうか。 今の時代は確かに、 ご飯を食べるのは簡単な時代なのかもしれません。 然し、外の国からも優秀な労働者が多く来ます。 今後も、そうであるとは誰も言い切れません。 日本人も世界の中での自分の位置づけというものを 明確に考える必要がある時代であると思います。 私も意識していかなければならないと思っているのですが、 日本の中の自分ではなく、 世界の中の自分という目線で捉える事が必要です。 それが出来るかどうかが、 今後の日本人の労働者の質を左右するのではないでしょうか。 そういう意味で、この多国籍な社会というのは 自分をより練磨出来るチャンスでもあります! 辛い時代と捉えるか、良い時代と捉えるか自分次第、頑張ります! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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