テーマ:ゲーム開発者日記(457)
カテゴリ:イベント
昨年度も紹介しましたが、今年もCEDECが開催される季節がやってきました。
このCEDECは、ゲーム業界で活躍する人間が集結し、 最新のゲーム開発に役立つ最新技術、ビジネスを学ぶ場を提供しております。 このCEDECの良いところは、それに加えて一般の参加も許可している点にあります。 今年は、8月30日~9月1日の3日間開催されますので、 是非、ゲーム業界の詳細を知りたい方は、ご参加を検討されてはどうでしょうか? 「CEDECのホームページリンクです。」 今回のCEDECには、私も参加する予定です。 例によって、今年も知人の講習がありますので、そこを中心に周ろうと考えています。 さて、昨年度は私のブログではCEDECだけの紹介だけで終わっておりましたが、 今回は私が注目するセッションの内容を列挙してみたいと思います。 ご興味があれば、是非ご参加下さい。 その際には、気付かないところで私と出会っているかもしれません。 では、以下が私が選ぶ要注目セッションです。 1.チーム内プログラマから見たICO/ワンダと巨像の制作について ワンダと巨像は目立たないかもしれませんが、沢山の素晴らしい技術が導入された作品です。 次世代機では標準的である技法等も、近似的に表現する事によってPS2に落とし込み、 美しい独特の映像美表現を可能にしています。 その作品について、チームのプログラマーである関、杉山、両氏によって解説が行われます。 2.SIMPLEシリーズのビジネススタイル ゲーム業界でも独自の路線を行くSIMPLEシリーズ、その低価格とは裏腹に、 ディースリー社は高い利益を確保しているようです。 その開発のノウハウ、ビジネスプランを同社の常務取締役の岡島氏が講演します。 3.プロデューサー vs. ディレクター ~大神の乱~ ゲーム業界内でも評判が良かった、PS2用ゲーム「大神」、 その製作でのやり取りが赤裸々に語られます。 ゲーム業界以外の人間でも、すんなり聞き易いセッションとなりそうです。 講演を担当するのは、プロデューサーの稲葉氏とディレクターの神谷氏です。 4.ファンタシースターユニバースの開発現場より~5年間の歩み~ 家庭用ゲーム機のネットワークRPGの先駆者である、ファンタシースターシリーズ、 その開発ノウハウ、制作秘話が明かされます。 講演は、セガの研究開発部に所属する、節政氏と酒井氏によって行われます。 5.FINAL FANTASY 12解体新書 常に時代の先端を走っていたファイナルファンタジーシリーズ(以下、FF)、 その開発現場、方法はひたすらに闇の中に隠されてきました。 今回は、そのFFがどのように開発されたのか、どのような技術が用いられているのかを、 スクウェアエニックスのプログラマーが解説します。 6.次世代機に向けたゲームエンジンの設計 次世代機のゲーム開発は複雑化、大規模化の一途です。 それらにどのように対応するべきなのかを実際の開発事例を参考に講演します。 講演担当者は、カプコン社のメインシステム設計を担当する石田氏です。 それでは、皆さん、CEDECでお会いしましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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