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今日なつかしい人から電話がありました。
ぜんぜん息子のこととは関係のない用件だったのですが、そもそも息子の障害が発覚したときに住んでいた見知らぬ土地で知り合った数少ない友人(戦友)です。 このご家族と知り合えたのは私たちにとっていきなり突き落とされた真っ暗なマンホールの中で見えた一筋の光だったな~と今になってもつくづく思います。ただでさえ生まれてはじめての地方転勤でその時点ですでに精神的に参っていたところに、止めを刺すような障碍発覚の中、頼れる人ってこのご家族以外にはほとんどなかったように思います。最初にネットの海で偶然すばらしい方に拾ってもらって、その方がこのご家族を紹介してくださり、そこからすべてが始まったと思います。 今は頼れる療育先にすべてぶちまけている状態で、そこで会う、遠方にお住まいの親御さんたちとちょっと愚痴るくらい。実生活では健常児の親御さんに混じってうわべだけのお付き合いをしている状況です。別にそれであっても、療育の軸や、故郷に戻ったことによる心のよりどころがしっかりあるので精神的にはずいぶん楽になりました。 息子はそこの土地のことはほとんど覚えていないようなのですが、そのご家族のお子さん達のことは「覚えている」と言っていました。息子のことなのでどこまで本当かはわからないけど、当時ぼんやりとした霧の中に生きていたような息子でも、もしかしたら「本当に自分のことを思ってくれている人」のことはしっかりわかっていたのかもしれません。 息子の障碍があったことは決して運がいいとか選ばれたとかまったく思ってませんがその後知り合えた「人」の運はものすご~く良かったな・・・と感謝しきりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 9, 2007 07:36:27 PM
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