2006/03/07(火)22:43
脳内汚染
今読んでいる本に子どもの脳とゲームやパソコンなどがどのような影響を与えるのか?
詳しく書いてある。
以下、紹介文です
『子ども部屋に侵入したゲーム、ネットという麻薬。医療少年院勤務の精神科医が世に問う警告の書。
【目次】
今、すべての人を襲う危機/頻発するゲーム型犯罪と損なわれる現実感/書き換えられる禁止プログラム/高まる攻撃性と暴力への礼賛/メディアが心のスキーマを変える/子ども部屋に侵入した麻薬/十代で燃え尽きる脳と無気力な若者たち/中毒になりやすいタイプと危険因子/発達障害の子を直撃する影響/損なわれる心の発達と幼くなる現代人/サイコパス化する若者の脳/模倣する脳と蒔かれた悪の種/脳に仕掛けられた時限爆弾/脳の中で起きる「公害」/脳内汚染は回復できるのか/子どもたちの笑顔を取り戻すために 』
麻薬と同じ効果が脳の中で起こる、ゲームやネット。
だから、大人もやめられない人が多いらしい。
ようは「ゲーム依存症」
アルコールやギャンブルも最初から依存症になるのではなく、長期間に渡り繰り返すことで「依存症」なる。
それと同じで最初は「30分だけ」がどんどん時間が長くなり、
やめられなくなるそうだ。
もちろん、なる人、ならない人はいるけれど、
ゲームやネットの場合は子どものように脳が未完成の方がなりやすいとか。
最近の子どもの凶悪な犯行に照らし合わせ書いてあるのでわかりやすい。
もちろんゲームやネットだけが悪者ではなく、それ以外の環境的な因子の影響も大きいことも書いてある。
睡眠時間とか食事も適当で、そして1日中つけっぱなしのTVの中で育てられる。
おまけに怒られてばかりで褒められず育てられると、自己否定でゲームやネットの世界に逃げ込むらしい。
でも、TVもゲームもネットもない環境なんて無理だしね。
先日の「添加物」もそうだけど、結局は「どうやって付き合っていくか?」
が肝心だよね。
ゲームの影響で心まで壊れてしまう。
やっぱり心と身体の健康は大切。
心だけでも身体だけでもダメ。
両方ちゃんと大事にしないと。