アラフィフおやじの温泉やITや中国や道の駅のブログ

2014/05/05(月)23:04

2014年GW東北遠征(2)

国内遠征(113)

1泊目の宿は、宮城側蔵王の川崎町にある青根温泉というところにしていましたが、蔵王エコーラインから宮城側の蔵王町にある遠刈田(とおがった)温泉を経由することにしました。20年以上前に仙台勤務していたとき、この「遠刈田」という名前は気になっていましたが、当時来る機会はなかったので、やっと実現。 遠刈田温泉の中心にある蔵王大明神です。 そのとなりの共同浴場「神の湯」。ここは時間の関係で見るだけ。 遠刈田温泉はこけしが有名のようです。 近くを散策すると、こけし橋という橋がありました。 ここからの景色は壮観。まさに滝を登る鯉のぼりの群れ。この時期でないとみれませんね。 なんとも雰囲気の良いこけし橋をあとに。 青根温泉にある由緒正しい青根洋館。中はカフェになっているようです。青根温泉で宿泊したのは「不忘閣」というところ。あの伊達政宗が開湯し、自ら湯治に来たというこちらも由緒正しい旅館。 とはいうものの、GW直前にじゃらんで適当に探していて見つけた宿でもありました。風呂は全部で6つあり、男女が入れ替わる関係で夕食前に3つ入りました。いかにも秘湯、隠れ湯という雰囲気のところです。夕食はとてもゆっくりと一品ずつ出てきて、まったりしたひと時を過ごしました。 献立です。料理はどれも美味しかったです。 最後の方に出てきた焼き物。大根で作った蝋燭立ても粋です。 夕食後、外に出て旅館の門を一枚。 夕食後に残りの3つの風呂をめぐります。照明を落とし気味の湯屋はどれも秘湯感たっぷり。 いい雰囲気で満足。 ここからは2日目。朝食です。 朝食後、宿泊者向けに伊達政宗や伊達家の代々の殿様がかつて使ったという「御殿」という見晴台のような部屋の見学ツアーがありますが、その前に周辺の写真を。 木造の年季の入った旅館の建物。 床がきしむ音がなんとも。 こちらが御殿の建物。少し高い位置にあります。ただ、私が泊まった部屋はさらに山の斜面の上の方にあり、宿泊予約の条件として、「80段くらいの階段のぼれますか」という項目がありました(エレベータなし)。 緑もきれい。さてこれから見学ツアー。かつて伊達の殿様は、仙台を朝8時ごろ出て、夕方5時過ぎにここに着くという旅程で湯治に来たそうです。 力士の谷風も一緒に来たこともあるそうですが、谷風は仙台の人なんですかね。 入口でそんな説明を受け、みんなで御殿に上がっていきます。開湯450年、さすがです。 こちらは一日かけて仙台から来るときに、殿様が使ったという弁当箱。弁当箱のレベルを超えてますね。。 ここは伊達の殿様以外にも松尾芭蕉とかも投宿したことがあるとか。明治以降も著名な文人がたくさん訪れています。写真は関係の資料や昔の宿帳など。 昔の青根温泉。今はとても静かな山間の宿ですが、昔はもっと賑やかだったのかもしれません。 川端康成。 伊達家三代目藩主の鎧だったかと。 こちらは伊達のお姫様の化粧道具だったかと。 そして、こちらが伊達政宗公も泊まったという殿様の部屋。 座布団が立派です。まだ続く青根温泉不忘閣。。

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