広州人のおもしろ日記

2009/03/23(月)23:58

中国広州の新名所誕生

ニュース(74)

広州では2012年にアジア大会を控えて、インフラの整備などを着々と行っています。 空港からは地下鉄で市内中心部と直結できるようになりますし、新広州駅も開業を目前としています。 市内では移動がスムースに行くよう地下鉄の整備も順調で5号線、3号線の延伸、9号線、7号線の部分着工。地上ではBRTの開業を目指した道路の整備、市街地では新都心となる珠江新城の整備などです。 併せて河川改修を進めて悪臭と水質改善を目指しています。  この新都心に新しい名所となる、新広州テレビ等があります。  今更テレビ等なのですが、ご存知の様に中国の都市部や一部の農村部ではテレビの視聴は有線テレビが普通でありアンテナを設けて受信する家庭は都市部ではごく一部の方たちだけです。  ですから個人住宅にはテレビのアンテナが無いのです。  地方の山間部は逆に、衛星放送をパラボラアンテナを設置して受信しています。  ですから、これらのテレビ等とはテレビよりは通信の為の電波等と言うべきなのでしょう。  現在広州にはテレビ等が二箇所あります。  高さもさほど高くない鉄塔です。  それに変わる新テレビ等が珠江新城の河を挟んだ対岸に建設しており展望台部分までは完成に近づいています。  新しいタワーは鉄のパイプをつないだような円錐柱の形をしており展望台は高さが450mにもなります。  東京タワーの高さが333mですので更に120mも高くなります。しかもここから電波を送信するタワーは更に200っも高くなるようです。  この450mの展望台の上に球形をした観覧車を外周を回るように16基設置され一台に4~6名が乗り込み一周20~40分で回る水平方向の観覧車ができるとの事。  今年の国慶節までには完成する予定で地震も8級まで耐えたれると言っています。つまり四川大地震が起きても倒れないとの事です。  新しい名所が完成すると見学者で溢れ変えるでしょう。この観覧車も乗るのに長い列ができそうですね。  そもそもこのタワーの入場料金が高そうに思えます。 写真は観覧車の完成予想図だそうです。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る