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カテゴリ:韓国映画
上映の決まった「ユア・マイ・サンシャイン」ですが、配給元である東芝エンタテインメントさんのトップページに載っていました。まだ、オフィシャル・ページは立ち上がっていないみたいなので、公式情報としてはこれが唯一のものです。このページの「ユア・マイ・サンシャイン」のタイトル部分のリンクが有効になった時点で、オフィシャル・サイトが完成ということになる思います。
昨年9月に韓国公開ですから、ほぼ1年後の日本公開となりました。「王の男」「トンマッコルへようこそ」も同じくらいの期間を要していますので、これは遅いほうではないと思います。このことから、期待度も「王の男」「トンマッコルへようこそ」と同等と言っていいでしょう。 客動員数300万人という観客動員数は、「王の男」の1200万人、「トンマッコルへようこそ」の800万人に比べるとかなり見劣りする数字に思われるかもしれません。しかし、ラブストーリー映画としては、韓国映画史上最高の数字です。しかも、レイティングで「18歳以上観覧可」を受けての300万人突破は、去年、一昨年を例にとると、「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」に次ぐものであるということからも、この映画が韓国でいかに多くの観客の支持を集めたかということがよくわかります。 監督は、「死んでもいい」(2002年)で上映可否論争を巻き起こしたパク・チンピョ監督。デビュー作「死んでもいい」は、カンヌ国際映画祭をはじめ、数々の国際映画祭に招待されました。“老人の性愛”というこれまであまりみられなかったテーマをとり上げたことから、たいへん話題になった映画です。 「ユア・マイ・サンシャイン」が長編2作目になるわけですけど、「死んでもいい」と「ユア・マイ・サンシャイン」の間に、「もし、あなたなら ~6つの視線」(2003年)の中の1篇、「神秘的な英語の国」を監督しています。 この映画は、「人権」をテーマにした6篇からオムニバス映画です。タイトルからもわかる通り、それぞれの短篇映画を6人の監督が担当しています(23日にイム・スルレ監督のところでも出てきました)。今年8月の「シネマコリア2006」では、この続編「もし、あなたなら2 ~5つの視線」が上映されることも決まっています(監督の顔ぶれのほうは一新されています)。 そして、今年、パク・チンピョ監督の長編3作目となる「あいつの声」がクランクインします。主演ソル・ギョング、夫人役にキム・ナムジュ、“あいつの声”にカン・ドンウォンの起用も決まっています。 パク・チンピョ監督は、テレビ・ドキュメンタリーのプロデューサー出身という経歴の持ち主。そのせいか、デビュー作がセミ・ドキュメンタリー、2作目と3作目が実話を基にした創作ということで、ほかの映画監督と一味違った題材を扱うカラーが出ているような気がします。 物議を醸したデビュー作を経て、大ヒットとなった「ユア・マイ・サンシャイン」には、チョン・ドヨンとファン・ジョンミンと併せて、監督の腕前にも期待したいです。 ⇒東芝エンタテインメント ![]() ![]() ![]() VCD/死んでもいい(送料無料) もし、あなたなら ~6つの視線 ☆送料無料☆夏◎バーゲン☆君は僕の運命 (韓国版) チョン・ドヨン/ファン・ジョンミン (100409...(DVD・リージョン3) ※リージョン3のDVDは、プレイヤーの機種をお確かめのうえご購入ください。 ⇒ マルチリージョンDVDプレイヤーのお求めはこちら また「学生府君神位」の「気まぐれ映画紹介」ができませんでした。ちょっとハードな日々が続いてます。映画も観にいけないし… 気を取り直して、明日からまた頑張ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 25, 2006 11:18:28 PM
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