テーマ:ミステリはお好き?(1497)
カテゴリ:読書
:あらすじ: 病院で目覚めた医師のマークは、 自分が自宅で撃たれ、重傷を負ったことを知った。 さらに妻が殺害され、生後六ヶ月の娘も行方不明だと知ると、 回復も待たずに退院し、子供を捜し出そうとした。 そんなとき、娘を誘拐したという犯人から身代金要求の文書が届く。 マークは自ら金の受け渡し場所に向かったが、娘は戻らなかった。 その後、苦悩に満ちた一年半が過ぎた頃、再び犯人から身代金の要求が。 娘は生きているのか・・・・? ・・・エドガー、シェイマス、アンソニー賞の三賞を受賞した実力派による 息詰まるサスペンス! :感想: 三賞受賞に惹かれて、 というか、それなら大はずれはないかなーと購入。 実は何度も本屋で見かけてて、 いつも目に止まるもんだから、 運命なのだな、と購入したのだった。 この薄さで上下巻2冊に分けているのが、 どうにも納得いかなくって、 なんていうか、商売の匂いぷんぷんじゃないですか? だから買いたくなかったんだけど、 何度も何度も気になっちゃったら仕方ないやね。 それでもって、また、帯に書いてあることも上手いし、 派手な装丁も目を引くし、 まんまと講談社の罠にはまってしまいました。 読み始めは、 畳み掛けるようなスピーディーな展開で、 さくさく読めるのだけれど、 この作者、頭いい人なんだろうけど、 ちょっと鼻につくというか、 薀蓄が多くて、いらいらしてくるんですよ、終いには。 先が気になるから、我慢して読んだけど、 巧みな心情描写は元来嫌いではない私だけれど、 本作での、心情描写は、 はっきりいって、くどい&うざいでした。 そういうのもうちょっとスマートにしてくれれば、 プロットもよく練れているし、 ほんとにいい作品なんだけどねー。 (んーでも上下で1500円は高いと思ってしまう程度だな) あ、でも最後のオチは、 ちょっと無理があるというか、 これだけネタふりしといて、 そんな形で解決かよ?みたいな、 まーなんとゆーか、 やたらと欲求不満になるというか、 読後にもぞもぞした気持ちになる作品でした。 楽天フリマに上下セットで出品してますので 興味のある方は↑のAuctionをクリックしてみてください^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書] カテゴリの最新記事
|